理想論ではなく、正論はどこまでも正しい!?
2022.05.9
会社経営者は社員に対し理想論を語るケースがあります。
「この仕事はあなたに向かないかもしれないが、前向きに取り組めば道は開ける!」
本当にそうでしょうか?
答えはNOです。
今まで数多くの人と会い社員を雇用してきましたが、その社員の能力以上の仕事は出来ません。
また、どれだけ社員教育したとしても人が持つ能力には限界があるので、向いていない仕事をどれだけ続けても道は開けないのです。
その人に向いていない仕事を継続させると会社は人員を確保出来るので、「向いていなくても努力すれば何とかなる!」と事実をポエムで煙に巻いているのだけなのです。
私は理想論やポエムを語らない経営者であり、正論で物事を進めます。
「あなたには、この仕事は難しく向いていないから別の仕事の方が合っている」
「あなたは、どんな仕事もこなせる能力があるから今のままで大丈夫!」
と、理想ではなく現実を直視し正論で語ります。
理想論者やポエムを語る経営者はいつか淘汰されますが、正しいか?正しくないか?は100年先・1000年先も変わりありません。
正論を貫き大手を振って道の真ん中を歩くのも私の経営手法です。
テレビの討論会でコメンテーターが激論を交わしているのを見たことがある方は少なくないと思います。
これはコメンテーターが各自理想論を掲げているから、いつまでも激論がが終わらないのです。
理想を掲げれば、100通り1000通りの考え方があります。
しかし、正しいか?正しくないか?は2通りしかありません・・・
つまり、人間が活動する全ての場所で正しい考えを持ち、正しい行動をすれば紛争や戦争すら無縁の世の中になるのです。