番頭役の重要性
2022.02.14
「物事出世をするのには、話し相手番頭役が肝心さ!」
これは、廣澤寅蔵の浪曲である森の石松の金毘羅代参のセリフです。
どのような内容かと言えば、どんなに立派な親分でも後世に名を残すには話し相手である番頭役が重要である事を意味しています。
これは、侍の時代のお話ですが実は今の世の中も変わりありません。
どんなに仕事が出来る社長でも幹部社員が優秀でなければ、会社の繁栄はありません・・・
つまり、番頭役である幹部社員が優秀であれば社長がそれ程優れていなくても会社は運営出来るとも解釈出来ます。
優秀な番頭役は5年や10年では育ちません。
私の経験から話し相手になる番頭を育てるには約20年かかりました・・・
対等に話が出来る番頭がいれば、対極の意見が交わされ最適な答えが導き出されます。
イエスマンではなく、対等に話が出来る番頭が企業には必要である!