ある朝の出来事
2022.01.10
以前にあったお話ですがお付き合い下さい。
大型の台風が県内を直撃し川の堤防が決壊する恐れがありました。
堤防の決壊は避けられましたが、川の支流が氾濫し市内ではいくつかの住宅が床下浸水の被害を受けました。
台風の翌日は確か休日だったのですが、私はいつものように出社していました。
すると「プルルル・・・」と一本の電話が鳴りました。
私は「ハイ!オカケンです」
「〇〇ですが、昨日の台風で床下浸水しているようなのですが・・・何とかなりませんか?」と以前に建築させていただいたお客様から連絡がありました。
私は、水をくみ上げるホースを用意しトラックで現場に向かう途中、社長にも協力してもらうよう連絡しました。
現地へ到着し床下点検口から中を見ると床面ギリギリまで浸水しているのを確認した後、社長が現場へ到着し水を汲み出す作業を行い夕方には全ての水を汲み出せました。
一連の作業は休日であり、私と社長2人の連携プレーで完結したのです。
当たり前と言えば当たり前の事ですが、電話をいただいてから現地へ到着したのは30分後であり当日のうちに問題も全て解決出来ました。
もしも私が台風の翌日出社していなかったとしたら、このような迅速な対応は出来なかったと予想出来ます。
私には休日という概念はありません。
大晦日・正月休み・ゴールデンウィーク・お盆休みも私は毎朝同じ時間に出社します。
そしてお客様のお宅で万が一の事が起きた時、迅速に対応出来るよう準備しています。
こんな事を25年を継続していますが、数年に1度程度ですが朝電話が鳴るのです・・・
私が出来る事は限られていますが、自身が出来る事を25年間継続出来る人はほとんどいないのかもしれません。