全棟風量測定を行う理由
2022.01.6
私達は約25年前から24時間換気システムの風量測定を行っています。
この風量測定とは、住宅に装備されている換気システムがどの位排気量があるのかを確かめるものです。
各室には排気グリルがあるので、そこへ風量測定器を密着させ排気風量を測定し、家1棟でどの位の排気量があるか?確認します。
この風量測定は施工途中に1回行い、配管ダクトの施工不良により風量が少ない場合はダクトルートの修正や調整を行います。
こうする事で建物が完成した後に「ダクトの施工が問題で風量が少ない・・・」という問題を回避出来ます。
そして、建物が完成した後再度風量測定を行い排気風量を微調整します。
浴室・トイレ・キッチン・玄関・各居室など様々な部屋の排気グリルを測定し、その部屋に必要な換気量を確保します。
風量測定という概念がないのかもしれませんが、風量測定を行う同業他社はほとんど存在しません。
本物の高性能住宅であれば、風量測定器を使用してどの位の排気量があるのかを確認するのが当然なのですが・・・