住宅造りのプロならこんな感覚を持つ事も少なくないと思います。
「あの断熱を採用出来れば、もっと住み心地のいい家になるのにな~」
「この窓を採用すれば、更に上の性能になるんだけど・・・」
と、このように感じても
「予算が決まってるから無理か・・・」
「利益が少なくなっちゃうから、この部材は諦めよう・・・」
となるケースも少なくありません。
つまり、予算の関係で家造りに妥協が発生する訳です。
じゃオカケンはどうなの?という事になりますが、私は住宅造りで1ミリも妥協しない石頭の建築人です。
数年前はこんな事もありました。
見積もりしている部材を高性能な部材に変更する際に発生する追加費用を会社で負担したのです。
「性能が上がれば住み心地も良くなるから変更しよう!」
「変更による価格アップ分は会社の利益を減らしても対応しよう!」
1棟当たり約100万円会社の利益を削り性能アップに踏み切った訳です・・・
この時期に施工する現場は数件あったので数百万円の利益をお客様に還元した格好です。
こんな事をしている住宅建築会社は今まで見た事がありません。
では、同業他社もこのような狂った行為をすれば良質な住宅は造れるでしょうか?
答えはNOです。
高性能住宅を造るノウハウがなければ出来ません・・・
家造りに妥協せず、高性能住宅を造るノウハウを持てば本物の住宅造りが出来ますが、それを出来るのはほんの一握りの会社しかないのが現実です・・・