どの大きさのエアコンを選んだら良いか?
2021.09.10
エアコンには数多くの容量があり、どの大きさのエアコンを選んだら良いか?という問題があります。
一般的には、6畳用・8畳用・12畳用など床面積を目安にする方法がありますが、本当に床面積を基準にして良いのでしょうか?
答えはNOです。
床面積を参考に出来るのは、旧来の住宅であり現在建築されている住宅の基準には合っていません。
正確にエアコンの容量を算出するには、冷暖房負荷計算を行い算出された数値によりエアコンを選択するのが良いですが、計算している住宅建築会社はほとんどないのが現実です・・・
私達が造る住宅はどの家もほぼ同じ性能を有しているので、どの位の容量のエアコンを必要とするか?は把握しています。
また、エアコンには100Vと200Vがあるので、電気料金が抑えられる機種でありながら出来るだけ容量の低いエアコンをお勧めしています。
容量が大きな天井設置の業務用エアコンを勧める業者も存在しますが、設置費用が高額になるのはもちろん、毎月の電気代金は驚くほど高額になります。
高性能住宅には、業務用エアコンは必要ありません。
実験棟の床下エアコンです。
床下の様子が見えるようガラスの床になっています。
このエアコンは8畳用で暖房用、2階のホールには冷房用のエアコン8畳用が設置してあります。
約38坪の実験棟では、冬季は床下エアコンで暖房し、夏季には2階ホールのエアコンで冷房します。