会社の体力はどこで決まるか?!
2021.08.25
会社の体力と言っても何を基準に判断するかは難しい問題です。
判断する方法はいくつかありますが、一番の判断基準は財務力だと考えています。
企業は、何らかの売り上げによりキャッシュが入り、製造費や経費などのキャッシュが出ていきます。
売り上げ増になればキャッシュインは多くなりますが、キャッシュアウトも多くなる法則はどの業種にも共通します。
住宅建築会社に例えると、キャッシュインは住宅建築費でありキャッシュアウトは人件費と外注費と宣伝広告費などの営業経費です。
人件費と外注費はどの会社でも売り上げに対する割合は大差ありませんが、宣伝広告費については大きな差があります。
例えば、住宅展示場を持ち営業マンを雇用し様々な媒体に広告宣伝している会社と、これらを有しない会社では、キャッシュアウトは数千万円を軽く超えます。
もちろん私達は皆さまご存じの通り、上記のいずれも有しておらずキャッシュアウトはほぼゼロに近いのです。
全く宣伝していない訳ではありませんので、年間数十万円の宣伝広告費は発生しますが、微々たる金額です。
つまり、キャッシュインが変わらなければキャッシュアウトが極限に少ない会社の方が体力があるとも解釈出来ます。
キャッシュアウトが少なければ利益が出るので、この利益をどこかに使う事が出来ます。
私達の会社はこうした利益を今まで建築させていただいたお客様へアフターサービスという形で還元しています。
無駄な経費を徹底的に削減し、アフターサービスという意義のあるモノに使う!