会社は誰のもの?

2021.07.26

会社は誰のものか?という質問に対し的確な回答を出来る経営者は多くありません。

 

 

その理由は、会社の規模によって考え方が異なるからです。

 

 

例えば、お父さんとお母さんで営む昔ながらの八百屋さんの場合、法人であったとしても、その八百屋さんはお父さんとお母さんのものだと解釈して良いでしょう。

 

 

会社社長と従業員10名程度の法人商店の場合、会社は社長個人のものではなく、会社の役員とそこで働く従業員のものだと解釈出来ます。

 

 

上場企業の場合は、会社役員と従業員のものであるのはもちろん、更に株主のものでもあると考えられています。

 

 

つまり、場合によっては個人のものであり規模によっては株主や役員と従業員のものであると考えて良いでしょう。

 

 

しかし、私達を取り巻く環境を見てみると大半の会社が社長の個人所有物になっているのが現実であり、そこで働く従業員のものという感覚はありません。

 

 

これはそこで働く側から見ると非常に悪い環境とも言えます。

 

 

私はこうした考え方とは180度異なり、会社はそこで働く人達と役員のものだと認識しています。

 

 

だって棺桶まで会社は持っていけませんから・・・

 

自分の権限は、いつまでも保持する事は出来ません。

 

 

権限移譲し早期に会社から離れるのがベターだと考えています。

 

 

いつまでも会社に寄生していたのでは、会社のためになりません・・・

 

 

 

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