現代の木造住宅の耐久年数はどの位か?
2021.07.18
現在日本で建築されている木造住宅の耐久年数はどの位なのかを考える事があります。
今の木造住宅の基礎のほとんどがべた基礎と言われる施工方法であり、土中の湿気が建物に干渉しない造りになっています。
屋根や外壁の防水性も向上しており、雨漏りする住宅はほとんどありません。
木造住宅のアキレス腱はズバリ湿気です。
木材は湿気を含むと木材腐食菌が繁殖し腐ってしまうので、湿気の対策が万全であれば100年以上の耐久性は確保出来ます。
現実的にアメリカやカナダで建築された2x4の木造住宅は100年を経過するものも存在します。
つまり、湿気の対策が万全であれば100年程度の耐久性を見込める訳です。
もちろん、耐久性がそこまでない内装材や外装材、設備機器もありますが交換時期になったら交換の必要もあります。
さて、ここで問題なのが100年の耐久性があっても誰が住むのか?という問題が・・・
この問題については、次回お話します。