こんな少年時代を過ごしました
2021.07.13
私の幼少期のお話ですが、お付き合い下さい。
私は大工の棟梁の長男として生まれました。
大工の父は昼間は真面目に現場で汗を流すものの博打が好きで、毎週日曜日は競輪・競馬・競艇・オートレースなどの公営ギャンブル場へ行くのが決まりでした。
私も小さい頃から一緒に行くようになり、お昼頃から夕方まで公営ギャンブル場で過ごしました。
もちろんギャンブルで勝てる訳がなく、帰り道は元気のない父の姿を見ていました。
こうした時期を経過し私も社会人になりましたが、私も同じくギャンブルの道へ進む事になりました。
休みの日と仕事が終わった後は、公営ギャンブルやパチンコへ行くのが日課になっていましたが、25歳の時に結婚したのを機にギャンブルから卒業しました。
今までにギャンブルで負けた金額は数百万円になりますが、わずかながら学びもあったのです。
それは、「欲をかくと必ず負ける」という事です。
人間誰しも欲があり、「もう少し、もう少し」と欲が出ます」
これが博打で負ける敗因でもあり、ビジネスの世界でも共通している部分があります。
25歳で博打を卒業し、43歳で不動産投資の道に足を踏み入れましたが、実は博打の教訓が不動産投資に生きるとは思いませんでした。
私は欲を出す事無く、地味で地道に投資するスタイルで、仮に自分が投資物件を入手出来なかったとしても良し、入手出来ても良しというスタンスで挑みました。
時には、自身が入手出来る物件も他の投資家に譲った事もあります。
不動産投資の世界も欲をかくと失敗する確率が高くなるのです・・・
その時は大きな失敗だと感じても10年後・20年後にその失敗が生きる実例です。
人生どれだけ失敗を積み重ねたか?が勝敗を分ける分岐点なのかもしれません・・・