10年後にかかるコストも考える
2021.05.30
住宅は建てたら終わりではなく、新しい生活のスタートです。
新築住宅も10年が経過すれば、交換が必要な設備機器も出てきます。
給湯器などは10年以上の耐用年数がありますが、エアコンは交換の時期になります。
私達が造る住宅は床下に1台と2階に1台のエアコンを取り付けするケースが大半です。(リビングに追加し3台のケースもあります)
このようなケースでは、2台の交換で済むので費用は20万円~30万円程度で済みます。
しかし5台のエアコンがある家は50万円~75万円の費用となってしまいます・・・
もちろん10年間の光熱費は倍以上であり、交換時期の費用も倍以上となる計算です。
そしてまた10年が経過すれば交換時期がやって来るのです。
そこに50年暮らす事を考えると交換が5回となり数百万円の交換費用がかかるのも事実です。
住宅を建築する際に性能にお金をかけてエアコンの台数を抑制するのは非常に重要です。
どっちが得か?よく考えてから住宅建築の計画をするべきなのです・・・
住宅選びは非常に難しいのですが、見た目に躍らされてはいけません。
10年後・20年後・30年後にどの位のコストが発生するのか?を予測する必要があります。