勝算があるかどうか?ではない
2021.05.28
ビジネスには計画が必要でありそのビジネスに勝算があるか?否かは重要なポイントです。
しかし、勝算があれればビジネスは成功し勝算がなければ失敗するのでしょうか?
答えはNOです。
その理由は私の実体験で説明出来ます。
私は約24年前に起業しましたが、当時はお金なし、コネなし、スキルなしの状態からビジネスを始めました。
当時の私は28歳でゼネコン現場監督時代のスキルはあったものの営業経験ゼロの素人同然でした。
大工の経験はあったものの住宅の設計は未経験でした・・・
こんな私は無謀にも「今年は住宅建築の元請けになる!」とスタートしたのです。
当然ですが、3か月間知人や友人や仕事関係の方に会い「誰か住宅を建築する人はいませんか?」と聞いても「はいいますよ!」という人とは出会えませんでした。
つまり、技術も知識もなく完全に負け戦状態で始めた状況でしたが、なぜか1棟目のご紹介があり2棟目3棟目と受注出来たのです。
1年を通算すると2億円弱の受注を私一人で行い、仲間に設計を依頼して何とか住宅建築会社の元請けとしてスタートしたのです。
運が良かったといえば、そうだったのかもしれませんが、私の実体験では完全に勝算のない勝負だったのは間違いありません。
しかし、勝負には勝てたという現実があります。
負けると思えば負け、勝てると思えば勝てない事はない!
何事もやってみなければ勝負の行方はわからないのです・・・