替えられる所とそうでない所

2021.04.30

住宅は様々な部材を組み合わせる事で1つのカタチになっています。

 

 

基礎や軸組、内外装や設備機器など数千個の部材や設備により住宅として機能します。

 

 

これらの部材や設備は、交換可能な部分もあれば、交換不可能の部分や交換が難しい所もあります。

 

 

例えば、基礎や軸組は交換出来ない部分でありサッシや断熱も交換しにくい部材です。

 

 

これとは逆に照明器具や内装、カーテンや設備機器は簡単に交換可能です。

 

 

つまり、交換不可能や交換しにくい部分に費用をかけて高性能とし、交換可能な部分を安価な部材で構成する方法もあります。

 

 

交換不可能か交換が難しい部分

 

基礎

軸組

サッシ

換気システム

断熱

 

交換が可能な部分

 

内装、外装、屋根

設備機器(UB,キッチン、洗面台、便器、給湯器、エアコン)

 

 

全ての部分に費用を投じる事も可能ですが、交換が必要な部分に費用をかけるのは、あまりお勧め出来ません・・・

 

 

住宅造りには、メリハリのある費用の投じ方が必要なのかもしれません・・・

 

 

住宅造りの秘訣は、見た目にお金をかけるよりも交換できない部分にお金をかけるのが賢い家造りといえるでしょう。

 

賢いユーザーは、すでにこの事を理解して実行しているのです・・・

 

 

暖房設備がなくても寒くない住宅は存在するか?

2021.04.29

今は寒い時期ではありませんが今回は暖房設備についてお話します。

 

 

真冬の群馬県で暖房設備がない住宅でも寒く感じない住宅は存在するでしょうか?

 

 

答えはYESです

 

 

群馬県は日中太陽が出ている時間が国内でもトップクラスの地域です。

 

 

この太陽の日射を室内へ取り込む事で暖房効果は得られます。

 

 

もちろん取り込んだ熱を逃がさぬよう断熱や気密、換気設備は私達が採用する部材が必要です。

 

 

太陽の日射だけで室温15℃前後は確保出来るので、暖かくは感じませんが寒くは感じない程度の室温はキープ出来ます。

 

 

雪が降る地域では上記のような暖房方法は難しいのですが、私達が住むエリアでは実現可能です。

 

 

無駄なエネルギーを使わずに、太陽の力を上手に利用し補助で床下暖房すれば必要最小限の光熱費で生活出来ます。

 

 

当社実験棟も冬季の日中はカーテンを開けて日差しを室内に取り入れています。

 

 

そして、夕方になったらハニカムブラインド・レースのカーテン・ドレープのカーテンを閉じて熱が逃げるのを防いでいます。

 

 

もちろん床下の暖房は24時間運転していますが、日中の室内の温度は上昇するので自動的に暖房が停止するので省エネです。

 

 

 

非常時に役立つ設備

2021.04.28

天災は忘れた頃にやって来る・・・ということわざがあります。

 

 

私達が経験した東日本大震災は記憶に新しいと思います。

 

 

この災害時には、計画停電があり電気を使える時間が限られてたので、当時のオフィスのほとんどが営業出来ない状況でした。

 

 

また、寒い時期だったのでどの会社も暖房出来ない状況にありデスクワークすらままならない状況でもありました。

 

 

しかし私達は通常営業しておりデスクワークはもちろん、暖房している社内で働く事が出来ました。

 

 

なぜでしょうか?

 

 

まず暖房ですが、会社には薪ストーブがあり停電時でも暖房可能でした。

 

 

パソコンの電源は太陽光発電システムを自立運転し、専用のコンセントから電源15Aを使いコンセントから延長コードでパソコン5台を起動させました。

 

 

お昼には薪ストーブで沸かしたお湯で暖かいカップラーメンも食べられました。

 

 

暖房している暖かい室内でパソコンが使える状況でありお湯も沸かす事が出来たので仕事が全く止まる事はなかったのです・・・

 

 

これでもしも断水などがあったら大変だと思いますが、断水時にはエコキュートのタンク内の水が使用出来ます。

 

 

もちろん飲料としては不向きですが、洗濯や食器洗いやトイレ用の水などの非常用として利用出来ます。

 

 

天災時に役立つ設備は下記の内容になります。

 

 

太陽光発電設備(自立運転で専用コンセントが使用可能)

 

 

薪ストーブ(暖房やお湯を沸かす事が可能)

 

 

エコキュート(断水時に非常用の水を確保できる)

 

 

もちろん私の家には上記3つの設備があります。

 

 

平時こそ非常時の準備をする必要があるのかもしれません・・・

 

 

 

天災時は誰も助けてくれません・・・

 

自分の力や家にあるモノで対応するしかないのです。

 

備えあれば憂いなし!

 

 

 

クレームは毎日ある

2021.04.27

日々家造りに取り組んでいると様々なクレームがあります。

 

 

私達はこうしたクレームについて有難く頂戴しています。

 

 

お客様や協力業者さんが感じた事を真正面で受け止め、迅速かつ真摯に対応しています。

 

 

なので、ほとんどのクレームはクレームでなくなります。

 

 

そして、こうした問題を2度と起こさないよう仕組みを作り再発防止も行います。

 

 

日々あるクレームがあるお陰で今の私達が存在するといっても過言ではありません・・・

 

 

お客様や協力業者さんからの貴重なご意見こそが私達を育てる原動力にもなっているのです。

 

 

私達の耳が痛くなるようなクレームに対してもしっかりと聞き誠実な対応をする事でお客様や協力業者さんとの信頼関係が築けています。

 

 

 

時には理不尽なクレームもありますが、私達はこうした問題についても誠実に対応し解決しています。

 

 

私達がどう感じたか?ではなく、お客様にどう感じていただけたか?にフォーカスするのも当社の特徴です。

 

 

お客様目線で商売に取り組めば成功しない訳がない!

 

走攻守のバランスが重要である

2021.04.26

野球選手に必要なのは、走攻守であり全ての技術を持たないと一流の選手にはなれません。

 

 

投手や強打者などの一部の選手は、全ての技術を持つ必要はありませんが、大半の野球選手には様々なスキルが必要です。

 

 

私達のような地方の工務店にも必要なスキルはいくつかあります。

 

 

設計力や提案する能力

 

 

受注する力

 

 

施工する力

 

 

受注して、素晴らしい設計や提案をし施工する力があれば住宅の建築は可能です。

 

 

一般的な住宅建築業者は上記の能力があれば良いと考えています。

 

 

しかし、もう1つ大切な力が必要なのです・・・

 

 

それは、アフターサービスする力です。

 

 

住宅は建てたら終わりではありません。

 

 

住宅が完成した後、3年・5年・10年・20年とアフターサービスを行う事でお客様が安心して暮らせます。

 

 

私達は同業他社に類を見ないアフターサービス力があります。

 

 

会社の利益は大切ですが、その利益をお客様に還元する為にアフターサービスにも力を入れています。

 

 

 

 

毎日改善する

2021.04.25

住宅の建築をしていると様々な問題が現場で起こります。

 

 

雨や風など自然による影響や、現場の職人さんが行う作業の過程で問題も起こります。

 

 

例えば、台風による風により現場の足場に危険が生じたり、雨により泥水が流れ出す事もあります。

 

 

こうしたケースは事前に予測可能なので対策出来ます。

 

 

しかし、職人さんの作業に伴うイレギュラーの問題については予想不可能なので、問題が起こった後にどうしたら今後起こらなくなるか?を検討します。

 

 

例えば作業終了後、電機のブレーカーを落とさずに職人さんが帰ってしまい現場の電灯がつきっぱなしというケースも以前にありました。

 

 

こうした問題があった場合は、新しいルールを作り職人さんが実行するよう指示します。

 

 

このような作業には終わりがなく、日々何かしらの問題が起こるので毎日毎日改善する必要があります。

 

 

問題を問題と感じず正面から受け止め改善し、より良い現場の環境を作るのが私たちの仕事でもあります。

 

 

 

予想もしない問題が起こり「どうしてこうなるかな?」と感じる事が多いのが住宅建築現場です。

 

 

何もない場所にカタチのあるモノを造るのは骨が折れる仕事なのです・・・

 

 

製造原価と販売価格

2021.04.24

住宅の価格の内訳はこうなっています。

 

 

住宅価格=製造原価+会社の利益

 

 

製造原価はどの会社も大差ありませんが、会社の利益は大きな差があります。

 

 

製造原価の安い住宅を建築し会社の利益を多くする会社もあれば、製造原価は高くても会社の利益を抑える会社も存在します。

 

 

もちろん私達は後者であるのは、皆様ご存じかと思います。

 

 

私達が造る住宅の製造原価は年々上がっており、価格上昇を抑える為に協力業者さんへコストダウンをお願いする事があります。

 

 

私達が協力業者さんへお願いするのは、1年間仕事を安定して依頼するのを約束しコストを数パーセント安くしてもらう方法です。

 

協力業者さんの利益は数パーセント減りますが、1年間安定して仕事が続く事で商売が成り立っています。

 

 

1つの業者さんで数パーセントのコストダウンは大きな価格とはなりませんが、全ての業者さんがコストダウンに協力してくれると1棟当たり数十万円になります。

 

 

こうした協力業者さんのお陰で製造原価を抑えつつ私達の利益も必要最小限に抑えています。

 

 

多くの人に手が届く価格帯の住宅を造りたい!とう強い信念を私は持っています。

 

製造原価を抑えるべく挑戦する日々が続きます・・・

 

 

 

早起きは本当に三文の得なのか?

2021.04.23

当社の男性スタッフのほとんどが朝6時~6時半に出勤します。

 

 

もちろん私も朝6時半に出勤するスタイルは約24年間継続しています。

 

 

早起きは三文の得ということわざがありますが、本当にそうでしょうか?

 

 

どんな小さな事でも継続して努力すれば道は開けると私は感じています。

 

 

例えば、朝7時に出勤する社員と6時半に出勤する社員では、仕事のスタートが30分違います。

 

 

たかが30分ですが、1か月25日で換算すると12.5時間となり約2日間の差が発生します。

 

 

1か月で2日、1年で24日、24年で576日の差が発生します。

 

 

更に早朝の時間帯は業者さんからの電話もなく、業務に集中出来るので仕事の能率が格段にアップします。

 

 

私も以前は、設計・積算・接客・経理の全てを1人で行っていた時期がありました。

 

 

この時期は、朝3時~4時頃に出勤し上記の業務をこなしていました・・・

 

 

こうした忙しい時期もありましたが、今は6時半出勤で業務が間に合っています。

 

 

私の感覚ですが、成功者は朝早起きの人が多いように感じます。

 

 

恐らく、仕事が好きで朝早く目が覚めてしまうのでしょう・・・

 

波乗りの朝は、3時頃に出かけます。

 

 

そして、4時間程度楽しんだ後に会社へ戻り仕事をこなします。

 

 

昼寝なしで夕方まで用事を済ませ夕食後には瞼が鉄アレイのように重くなり、8時には寝てしまいます・・・

 

 

早起きして仕事や波乗りをすると、人生を2割増しで楽しめるのかもしれません。

 

 

 

やるべき時にやれば未来は開ける

2021.04.22

私自身のお話ですが、お付き合い下さい。

 

 

私が子供の頃は、夏休み、春休み、、冬休みになると現場へ行き大工の仕事を手伝いする勤労少年でした。

 

 

高校卒業前日まで現場で働くスタイルは変わらず、20代の頃は現場監督として、20代後半は大工として現場で働きました。

 

 

夜明け前から日が暮れるまで馬車馬のように働きお金を稼ぐ日が続きました。

 

 

30代になり会社を起業して会社経営をする事になりましたが、何事も初めての経験だったので悪戦苦闘し10年間を走り抜けしました。

 

 

40代になった頃は、会社の経営も安定し社員にも仕事を任せられるようになったので、不動産投資会社を設立し2足のわらじを履きました。

 

 

50代に入ると住宅建築業と不動産投資業が順調に経営出来るようになり、2つの会社は安定して運営出来るようになりました。

 

 

全てが順風満帆のように感じますが、その裏側には見えない努力があったのは言うまでもありません。

 

 

私はどんな事にも満身創痍で取り組む熱血人間なので、ブルドーザーのようなパワーと緻密なコンピューターのような知恵で、無理難題を解決してきました。

 

 

決して立ち止まる事なく、一心不乱に全速力で突っ走ってきた結果、今があります。

 

 

今思い返すと、どんな事にも全身全霊で取り組んできたので、道が開けたような気がします・・・

 

 

その仕事に意味があるか?ないか?ではなく、どう切り開きどう走破するか?が問題である!

 

 

 

もしも私が中途半端な仕事をしていたとしたら、今の自分はありません・・・

 

 

半端なくやってきたからそこ、安定した今があると感じています。

 

 

50代は到底なし得ないような目標を立て、日々チャレンジしています。

 

 

達成出来ないような高い目標があるから人生は面白い!

 

 

 

全くあてにならない!?

2021.04.21

以前ある用事があり、長野県の佐久市に行きました。

 

 

用事とは、下仁田にある投資物件を見る事でした。

 

 

下仁田まで行くので県境を超えて長野県の佐久で昼食を食べて帰ろうと考え、佐久市内のそば店を検索し食べログ上位にランキングされている店をビップアップし、カーナビに入力してお店に向かいました。

 

 

店内に入るとお客さんで混雑しており「きっと美味しいそばなんだろうな・・・」と感じつつオーダー!そばの値段は2000円弱とお高めでしたが、味が伴えば問題なし!と待ちました。

 

 

待ち時間は長めでしたが、そばが届き一口食べてみると「何だこれ・・・」

 

 

そばのコシはなし、のど越しも悪く、短く切れたぼそぼそのそばでした。

 

 

それでも私は食べましたが、今まで食べたそばの中で一番おいしくないと感じたのです。

 

 

もちろん上位にランキングされているのは間違いないので、私以外の人達は高評価なのかもしれませんが、私には不向きなそばであった事は間違いありません・・・

 

 

たった1回の昼食なら「失敗した・・・」と後悔するだけで済みますが、住宅会社選びとなると、そうはいきません。

 

 

ネット上の情報にまぎらわされず、真の情報を入手し間違いのない会社選びが必要です。

 

 

じっくりと時間をかけて、自分にマッチした住宅建築会社を選ぶ事をお勧めします。

 

 

住宅建築会社と依頼する側には相性があります。

 

これは、感覚的な問題なので「感覚が合うな・・・」「ちょっと合わないな・・・」という部分です。

 

自分の感性に合う会社を選ぶ必要があるのかもしれません・・・

 

 

 

 

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