毎日改善する
2021.04.25
住宅の建築をしていると様々な問題が現場で起こります。
雨や風など自然による影響や、現場の職人さんが行う作業の過程で問題も起こります。
例えば、台風による風により現場の足場に危険が生じたり、雨により泥水が流れ出す事もあります。
こうしたケースは事前に予測可能なので対策出来ます。
しかし、職人さんの作業に伴うイレギュラーの問題については予想不可能なので、問題が起こった後にどうしたら今後起こらなくなるか?を検討します。
例えば作業終了後、電機のブレーカーを落とさずに職人さんが帰ってしまい現場の電灯がつきっぱなしというケースも以前にありました。
こうした問題があった場合は、新しいルールを作り職人さんが実行するよう指示します。
このような作業には終わりがなく、日々何かしらの問題が起こるので毎日毎日改善する必要があります。
問題を問題と感じず正面から受け止め改善し、より良い現場の環境を作るのが私たちの仕事でもあります。
予想もしない問題が起こり「どうしてこうなるかな?」と感じる事が多いのが住宅建築現場です。
何もない場所にカタチのあるモノを造るのは骨が折れる仕事なのです・・・