手離し運転では上手くいかない?

2021.04.17

自転車を走らせスピードが出ている時はハンドルから手を放しても自転車の勢いでそのまま直進します。

 

 

しかし、カーブや減速時に手を放すとバランスが崩れて真っ直ぐ走れなくなります。

 

 

こうした現象はビジネスにも共通しています。

 

 

商売が順調な時は、社員に全てお任せでも仕事は順調に進みますが景気が悪化したり、会社が不調な時は手離し運転では正常な経営は出来ません。

 

 

私は商売が順調な時も不調な時も手離し運転はしないタイプの経営者です。

 

 

社員に仕事は任せますが、自分の目で確認し口を出します。

 

 

「あれはダメ」「これもダメ」と仕事の内容を詳細化し細かい部分まで指摘します。

 

 

この細かい指摘こそが社員を成長させる元であり、仕事を任せっきりでは社員の成長はありません。

 

 

仕事を任せ細かく指摘し、悪い部分を改善させるからこそ次の仕事は良質になるのです。

 

 

私が社長時代だった頃は、毎朝約2時間社員に対しダメ出しを行っていました・・・

 

 

このダメ出しは、数年間続きましたがダメ出しされた社員が飛躍的に成長したのは言うまでもありません。

 

 

今の社長も2時間にわたる説教部屋を経験した1人です。

 

 

住宅建築は簡単な仕事ではありません。

 

 

協力業者さんとの人間関係

 

 

お客様との商談

 

 

住宅の設計や積算

 

 

各部位の納まり

 

 

現場の段取り

 

 

アフターサービスの対応

 

 

様々な部分においてオールマイティであり、パーフェクトでなけれはなりません。

 

 

オールラウンドでパーフェクトな仕事が出来るまでには約20年かかります。

 

 

初めの10年間は自身の技術を磨き、次の10年は部下を教育します。

 

 

そして約20年が経過すると周りが納得できる仕事が出来るようになります。

 

 

自分が出来るようになるのは簡単!

 

 

部下を出来るようにするのは難しい・・・

 

 

 

 

 

 

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