肌で感じる感覚を重要視する
2021.04.1
私は家造りで流行のデザインを取り入れませんし、間取りについても流行のプランを採用していません。
定番のデザインを採用し、流行廃りのないプランで住宅を設計します。
「どうです豪華でしょう!」という設計もなければ、「どうです広いでしょう!」というのもありません。
人には必要とする広さがあるので、必要以上に部屋を広くする事もなければ、豪華な設計はせず、人が落ち着くデザインを取り入れます。
確かに、見栄えする住宅はアピール力があるので人を惹きつける効果はあります。
しかし、私は見た目を重要視しない設計者なので、目を閉じた時に感じる感覚を大切にしています。
その住宅に入り目を閉じます。
すると・・・
室温
湿度
室内の音
足の裏から伝わる熱
などを感じ取る事が出来ます。
どんなに見た目が素晴らしい住宅だったとしても、目を閉じた時に不快に感じる住宅は、ただの箱でしかありません・・・
定番の商品を採用し、飽きのこないデザインを取り入れ、肌で感じる快適さが重要だと考えています。
どんな住宅を造るのか?ではなく、目を閉じた時にどう感じるか?にフォーカスするのも私達のこだわりです。