視点を変える!?
2021.03.27
住宅建築会社選びは簡単ではありません。
例えば、住宅展示場に行き自分のフィーリングに合った会社を見つけたとしても「見積もりを見てビックリ!」というケースはよくある話です。
ローコスト住宅も坪単価が安いかと思いきや、要望を伝えると追加・追加の嵐で思っていたより建築費が高額になるケースもあります。
高性能住宅は住み心地が良く理想的であるものの「建築費が高額なので敷居が高い・・・」と感じる方は少なくありません。
「どの住宅を選んだらよいか?」という問題は簡単に答えが出ないのです。
こんな時は、価格、性能、光熱費、見た目の4つのジャンルで比較検討してみる方法もあります。
住宅の建築価格は非常に重要なので、建築本体工事+付帯工事+別途工事(オプションなど)を含む概算金額を数社に出してもらいましょう。
性能はQ値やUA値で比較し気密のレベルも比較します。
ある程度の光熱費も算出してもらい月々どの位のランニングコストになるか確認します。
見た目は、自分の好みを基準にABCDと4段階で比較します。
このように客観的に比較検討するとある数字が気になります。
それは、毎月支払う住宅ローンの費用と光熱費です。
毎月の返済が8万円、光熱費が2万円のケースは合計10万円の出費になります。
これに対し毎月の返済が9万円で光熱費が1万円のケースでも合計10万円の出費となります。
つまり、支払う総額が同じでも全く異なる住宅であるケースも存在します。
視点を変えて住宅を選んでみると意外な部分が見えるのです・・・
当社実験棟は年間12万円程度の光熱費で暮らす事が出来ます。
また、年間約100万円の売電収入が20年間継続します。(約2000万円の売電収入)
私は、こうした実験棟のような住宅を数多く建築しました。
当時私は「こんな住宅は今後ありませんから絶対お得です!建てるなら今です!」と説明しました。
今になれば「確かにあの時に建てて良かった!」と感じている方は少なくないと思います。
どんな住宅を造るか?ではなく、住んでみてどう感じてもらえたか?にフォーカスするのも私が大切にしている商売哲学の一部です。