ある旧友との出会い

2021.03.9

昨年の夏、あるコンビニの前で中学生時代の旧友と会い立ち話をしました。

 

 

この友人は同じ中学校だったものの、ほとんど話をした事はなく顔は知っているものの、どんな生徒なのかは知りませんでした。

 

 

彼は中学卒業後、県立では一番レベルが高い高校へ進学し大学は県内の国立大学へ進学した後、県内の大手銀行へ就職したエリートです。

 

 

皆さまご存じの通り、私は県内の工業高校へ進学した後、地域の中堅ゼネコンへ就職しました。

 

 

2人共社会人になったある日

 

 

私が大工の職人だった頃、ある銀行へ行くと見た事がある顔が・・・・「あれ、そうだよね!」とこの旧友に出会いました。

 

 

私は寅一の作業着姿でしたが、友人はダーバンのスーツに身を包みオメガの高級時計をしており「さすが地域NO1の銀行員は違うな・・・」と感じました。

 

 

そして、ある日この友人から1本の電話がありました。

 

 

「いくらでもいいので、預金をお願いできないか?」という話でした。

 

 

私は数日後、自分の持っているお金を全て持って友人の銀行へ向かい「はいこれ預金お願いします!」と100万円の束を5つ差出しました・・・

 

 

すると「マジで、いいの?ありがとう!」と友人は驚いていました。

 

 

確か当時27歳前後だった記憶が残っています。

 

 

この友人は当時高崎市内勤務から高崎以外のエリアに移動となり疎遠になりましたが、あれから約20年以上が経過したある日再会しました。

 

 

「しばらくぶりだね!元気?」と世間話をしている中で「実は自宅を建築したいのでお願い出来るかい?」という住宅建築の依頼でした。

 

 

この友人は、20年前のあの出来事が鮮明に記憶されているそうで、あの時は世話になったから「家を建てる時はオカケンにする!」と当時決意したそうです。

 

 

しかしながら、人間関係や付き合いの関係から他社への選択もあったかと思いますが、当社を指名してくれたのです。

 

 

大変有難いお話です・・・・

 

 

 

私が出来る事は限られていますが「少しでも友人の力になりたい!」という気持ちが伝わったのかもしれません・・・

 

 

 

 

 

 

 

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