冷暖房負荷計算
2021.03.7
今回は住宅の性能に係る部分のお話ですがお付き合い下さい。
冷暖房に係る負荷を計算出来なければ、断熱性能や気密性能をどうするべきか?を検討出来ません。
また、開口部の断熱性能や24時間換気システムについても、どのメーカーのどの商品を選んだら良いかも検討できないのです・・・
つまり、住宅から逃げる熱量と流入する熱量の負荷計算が出来なければ、住宅の性能について検討すら出来ないのが現実です。
しかし、こうした負荷計算を出来る建築士や建築業者は多くありません。
もちろん私は上記の計算を約20年前から行い、住宅のスペックを検討してきました。
今から20年前に冷暖房の負荷計算を行い、断熱や気密、開口部や換気の設計を行っていた建築士はほとんど存在していませんでした・・・
さて、現在数多くの住宅建築業者や設計士が存在しますが、「断熱がどうの・・・」「気密がどうの・・・」などと講釈をたれていますが、あくまでも感覚で話しているだけなのです。
こうした人達は知識がないので、今までの経験で家造りに取り組んでいるだけで、緻密な計算による裏付けがありません。
私達は、実際に計算した冷暖房負荷計算に基づき裏付けのあるデータにより家造りに取り組んでいます。
冷暖房の負荷計算を行い断熱スペックを決定し、気密測定や換気の風量測定も全棟行います。
こうする事で建築する全ての住宅の性能が均一化されます。
安定して、良質な住宅を造るのも当社の特徴です。