住宅の良し悪しはどこで決まるのか?
2021.01.30
家造りについて私は深く考えるタイプの建築人です。
住宅の良し悪しはどこで決まるのか?という問題に対しある一定の結論があります。
住宅は、ホテルや美術館のような一時的に利用するパブリックスペースではありません。
そこに暮らす家族が幸せを感じる家であれば、どんな住宅でも良いと考えています。
例えば
外観を見て「いい家だな・・・幸せだ!」と感じる人もいるかもしれません。
あるいは「省エネで経済的に豊かになれて幸せ・・・」と感じる人もいます。
「家族が健康に暮らせているので幸せだ・・・」と感じる人もいるでしょう。
なので、これが一番というものはなく、そこに暮らす家族の価値観で決まります。
さて、様々な価値観はありますが大半の人達が感じる共通に価値観はズバリこれ1つしかありません。
それは、自身の健康と家族の健康という見えない価値です。