体感温度をと体温の関係性
2021.01.29
家の中では、室温や室内の表面温度が低いと寒く感じ体感温度は低くなります。
人間は寒く感じると体温は低下し免疫力が低くなるので病気になりやすい体質になってしまいます。
冬季に感じる体感温度は健康を維持する上で非常に重要であり寒く感じない環境を作る事で免疫力を維持出来ます。
体感温度を上げる方法は2つあります。
1つは、室温の低下を防ぐ事であり、2つ目は室内の内装材の表面温度を低下させない事です。
室温の低下は暖房すれば防げますが、内装材の表面温度の低下を防ぐのは簡単ではありません。
例えば、窓のガラス面の温度が外気によって低下したとします。
しかし、このガラス面の温度低下を防ぐ手段はほとんどありません。
床や壁や天井面も同様に内装材の温度が低下するのを防ぐ方法は限られています・・・
つまり、室温の低下は暖房によって防げるものの室内の表面温度の低下を防ぐ方法は1つしかありません。
私達はこの問題を克服する為に6面輻射式暖房を取り入れています。
実験棟では室内の空間を暖房せず、床下を暖房して室内の内装材から6面輻射式暖房になるよう暖気を循環させています。
室内を暖房しない為、室温は高くありませんが内装材からの輻射熱により暖かく感じます。
床下の暖気を室内通気工法により循環させて、室内の内装材を通じ家を丸ごと暖房するのも当社の特徴です。