1件のご紹介の重さ

2020.11.5

日々家造りに取り組んでいると、会社の電話が鳴りお客様から問い合わせがある事があります。

 

 

「御社の実験棟を見たいのですが、〇〇さんから紹介してもらった者です」

 

 

これは、今まで住宅建築させていただいたお客様が「オカケンがいいから、一度行ってみなよ!」と推薦しくれたケースです。

 

 

この一言で、知人や会社の同僚の方が当社を訪れます。

 

 

そして、住宅について話していると「〇〇さんが凄くいい家を造る会社があるよ~」と教えてくれたケースがほとんどです。

 

 

この一言の重さは非常に大きいのです・・・

 

 

心から良いと感じないと人には紹介は出来ませんし、仮に紹介したのはいいが「あんまり良くなかったよ・・・」と言われてしまったのでは、信頼関係が悪化してしまいます。

 

 

つまり、紹介する側にも大きな責任やリスクがあるのです。

 

 

 

今までご紹介をいただいたお客様に感謝しつつ家造りに取り組む日が続きます・・・

 

 

私達が住宅建築依頼を受ける場合、見学会などのイベントからのケースもありますが、その多くはお客様からのご紹介によるものです。

 

 

当社では口コミで受注するケースが多いので、無駄な宣伝広告や展示場、営業マンは必要としません。

 

 

上記のような無駄な経費を使うなら、今まで建築させていただいたお客様に利益を還元するのもオカケンスタイルなのです・・・

 

 

今から15年前の正月休み

2020.11.5

今から約15年前の正月休みのお話です。

 

 

前のオフィス(東貝沢)の机の前で私は頭を悩ませていました。

 

 

その悩みとは、これから造る住宅の工法や換気の方法でした。

 

 

外断熱には断熱の限界があるので、内断熱と外断熱を併用し室内通気工法を取り入れようと考えていました。

 

 

開口部は高性能なサッシを採用するまでは順調に進んでいましたが、換気システムをどう組み込むかに悩んでいました。

 

 

当時私達は第三種換気を採用しいたので、この点がどうしてもマッチせず答えが出ませんでした。

 

 

そこへ、突然ある建材屋の社長が現れました。

 

 

「長野にある会社が凄い勢いで受注を伸ばしていると」と言うのです。

 

 

私は、「その会社へ行ってみたのですか?」と聞くと「行ってみたけど、本当に暖かいんだよ」と言うのです。

 

 

「どんな暖かさですか?」と聞くと「今まで経験した事がない暖かさだね」と答えました。

 

 

 

私は「そんな住宅が本当にあるのか?」と疑心暗鬼でしたが早速その会社へ電話し社長と会う事になりました。

 

 

数日後、冬の長野駅に到着しタクシーでその会社へ向かい約束の時間に到着しました。

 

 

10分待っても社長は現れず、イライラしながら待っていると・・・

 

 

「お待たせ~」と何の悪気もなく社長が登場しました。

 

 

そして、その会社の展示場のドアを開けて中に入ると・・・

 

 

「何だこれ?今まで体験した事のない暖かさだな」と感じました。

 

 

社長と1時間程度住宅の工法について話合い、私にもこの方法を採用させて欲しいとお願いしました。

 

 

すると「いいよ~やってみれば」と快諾してくれ後日施工マニュアルなどをいただき、1棟目に当社の社長の自宅を建築する事になったのです・・・

 

 

当時の私は住宅建築オタクのように毎日住宅の工法について考えていました。

 

 

そして、やっとたどり着いた独自の工法は長野の会社さんが約15年前からほぼ同じ工法で施工していたのです・・・

 

 

そして、一番の悩みだった換気の方法は第一種換気システムの採用で解消されました。

 

 

考えて悩み、行動した結果発見があり、今の工法が出来上がりました。

 

 

現在は、当時の工法から改善を重ね更にレベルの高い工法へ進化しています。

 

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