倒産しない会社を選ぶ!?
2020.11.1
住宅建築会社を選ぶ際に重要な事はいくつかあります。
家の性能や住み心地はもちろんですが、アフターメンテナンスなども重要です。
しかし、どんなに高性能で住み心地が良く、アフターメンテもしっかりしている会社だったとしても、建築工事を依頼した後に倒産する可能性はゼロではありません・・・
つまり、倒産するリスクが少ない住宅建築会社を選ぶ必要があります。
この点はハウスメーカーなどの大企業に軍配が上がり、私達のような零細企業は歯がたちません・・・
さて、ハウスメーカーの倒産リスクは低いのは理解出来ますが、私達のような地方工務店の財務内容はどうなのでしょうか?
その内容を知るには同業他社から情報を得るしか方法はありません。
例えば、A社の財務内容を知りたい時はB社に聞いてみるのです。
「A社の経営状態はどんな感じかご存じですか?」
こうした質問に対し同業他社ならある程度の情報を持っているので、こんな回答があるかもしれません。
「今は受注が厳しいらしいですよ、社員数も多いし借入額も数億円を超えていると思いますが・・・」
「あの会社は、社員数も少ない割に堅調に受注していて、借入も少ないから安心だと思いますが・・・」
と、ざっくりとした財務内容は聞けると思います。
現実的に私達も同業他社の情報はある程度得ています。
社員数や展示場の有無、受注状況などを知っていれば、今どのよう財務内容になっているかは把握出来ます。
財務内容が健全な会社に住宅建築を依頼する為に、同業他社から情報を集めるのも家造りで必要な時代に入っています。
協力業者さんが同業他社と同じケースはよくあるのでこの業者さんから他社の情報を収集出来ます。
どの会社が危なくて、どの会社が安全なのか?ある程度把握した上で選択する必要があるのかもしれません・・・