どこを見てどう行動するか?

2020.10.31

私は未来の予想する変な癖があり、1年後・3年後・10年後の様子を予想して会社経営しています。

 

 

 

マーケットはどうなるのか?

 

 

コロナの終息はいつ頃になるか?

 

 

為替は円高になるのか?

 

 

日経平均はどう動くのか?

 

 

など様々な視点から日本や世界経済について予想と仮説を立てます。

 

 

この予想や仮説は当たる場合もあれば、大ハズレになるケースもあります。

 

 

ポイントは、当たるか?ハズレるか?ではなく、未来を予想すると今やるべき事がリアルに見えてくるのです。

 

 

明日や来月の事を考えると、「もっと稼がなければ・・・」「売り上げが足りない・・・」「利益がもっと欲しい・・・・」となってしまいます。

 

 

しかし、1年以上先を予想すれば上記のような思考にはなりません。

 

 

更に10年後を考えれば、今行っている仕事すら否定する状況になるのです・・・

 

 

つまり、今行うべき内容を判断する為には未来の予想が必須であります。

 

 

 

社員は未来の予測をしてくれませんので、誰かが予測する必要があります。

 

 

机の前で考えていてもあまり良い予測は出来ません・・・

 

 

車の中や旅行中に「あれがこうなって・・・するとこれがこうあるのでは?」と予測と仮説が頭に思い描かれるのです。

 

 

今日はインターネットがつながりません

2020.10.30

5ヶ月前のある朝のお話です。

 

 

社員の1人から「今日はインターネットがつながりません」と筆談で伝えられました。

 

 

私はインターネットエクスプローラーをクリックすると・・・もちろんつながりません。

 

 

つながらなかった表示画面に隅に、この問題を解決するという部分があったので、そこをクリックしてみました。

 

 

すると、ネット環境の機器の電源を10秒以上停止し、その後電源を入れると書いてありました。

 

 

私は、機器のコンセントを抜き電源を切って10秒後に電源を回復させました。

 

 

そして数分後・・・

 

 

インターネットに接続が可能になったのです。

 

 

こんな事は誰でも知っているレベルのお話ですが、問題点はここにはありません。

 

 

問題点とは、ネット環境に接続できない状況を自分の手で接続出来るように努力する社員が1人もいなかった事です。

 

 

更に問題を解決するという表示が出ているのにも係らず、そのボタンすら押していなかったのです・・・

 

 

つまり、複数の社員が居たにも係らず自分自身で何とかこの問題をクリアしようと考えた者がいなかったのです。

 

 

今回の問題は根深く、その場に居た社員全員の意識の低さを認識させられました。

 

 

結果的には私自身が問題解決をした訳ですが、こうした問題は本来社員が行うべき内容です。

 

 

会社に本当に必要な人材とは、問題解決出来る人間である!

 

 

上っ面だけで仕事をしている人間は問題や危機が起こった時、全く役に立ちません・・・

 

 

会社にとって役に立つ人材とは、会社の危機を救ってくれる社員なのです。

 

 

どんな問題や危機が来ても乗り越えられる心底タフな社員が必要だと感じています。

 

 

 

住宅の設計で大切にしていること

2020.10.29

住宅を設計し建築するのが私達の仕事ですが、設計する際に注意している点があります。

 

 

それは、設計者の自我を出さない事です。

 

 

設計には、金太郎飴のようにどの家も同じような間取りやデザインにする設計者も存在します。

 

 

これは設計者自身が造りたい住宅を設計しており、その住宅の価値観をゴリ押しする設計者もいます。

 

 

「これが私のデザインです!どうです広くて豪華でしょう!」

 

 

こうした手法で設計された住宅も数多く存在しますが、このような住宅で暮らすご家族は本当に幸せに暮らせるのでしょうか?

 

 

大半がNOだと考えられます。

 

 

その理由はいくつかありますが、見た目やデザイン、広さなどにこだわっている時点で健康で快適な生活は出来ません。

 

 

また、設計者に多額の無駄な設計料を支払う必要があり、住宅の性能アップに費用が回らず石油ファンヒーターやガスファンヒーターで暖房するような住宅も存在します。

 

 

仮に見た目やデザインは良かったとしても上記のような生活スタイルでは健康に暮らすのは困難です。

 

 

 

更に、押し付けられた生活スタイルは今までの生活とは180度異なり、違和感を感じる可能性も高いのです・・・

 

 

こうした住宅に対し私達は全く異なる設計をします。

 

 

お客様からどのような住宅に住み、どう暮らしたいのか?をじっくりヒアリングします。

 

 

そして、その要望に優先順位をつけて、最優先すべき要望から設計に取り込みます。

 

 

建築費用も重要になるので、予算内で収まるよう建物の大きさも考慮しつつ、外観や内観についてはお客様の好みをも最大限取り入れます。

 

 

そして、健康で快適な生活が出来るよう断熱や気密や換気について最上級の部材や製品を取り入れます。

 

 

こうした設計によりそこに暮らすご家族が思い描く健康な暮らしが出来ます。

 

 

文章にすれば当たり前なのですが、これが出来ない設計者が大半を占めているのが現実です・・・

 

 

住宅を建築する方の価値観は様々です。

 

そのご家族がどう暮らしたいか?にフォーカスして設計するのが私達のポリシーです・・・

 

 

 

 

ご紹介が続く

2020.10.28

数年前に建築したお客様から複数件の住宅建築希望者をご紹介いただいております。

 

 

この方は美容室のオーナー様で私とこんな会話を交わしています。

 

 

「岡ちゃんさ~家を建てるって人がいるんだけど、プッシュしといたからね~」

 

 

「いつもありがとうございます・・・」

 

 

「だって、岡ちゃんちはさ~建てた後メンテナンスしてくれるじゃん、だから紹介出来るんだよ~」

 

 

「そうですね・・・ありがとうございます」

 

 

「は~何件紹介したっけね~」

 

 

「このお客様で3件目になりますが・・・」

 

 

「そっかい~これからも紹介すっからね~」

 

 

とこんな会話がバリバリの群馬弁でやりとりされます。

 

 

さて、この方は何でそこまで私達の会社を推薦してくれるのでしょうか?

 

 

もちろん私達からこの方へ謝礼を渡す事はありません。

 

 

その理由はいくつかあると思いますが、このオーナーさんにしてみれば、紹介する方は美容室の大切なお客様です。

 

 

この大切なお客様に家造りで失敗して欲しくないとい!う気持ちがあるのではないか?と予想出来ます。

 

 

大切な人だからこそ私達を紹介してくれるのかもしれません・・・

 

この方以外にも住宅建築希望者をご紹介をしてくれる方はたくさんいます。

 

 

本当に有難いと感じています・・・

 

 

利益や売り上げも大切ですが、信用がビジネスで一番大切だとしみじみ感じる毎日です。

 

 

 

 

電話が鳴らない!?

2020.10.27

数か月前に聞いたリフォーム会社さんのお話です。

 

 

この会社さんは、不定期にリフォームのチラシを配布していたようで、1回チラシを配布すると約10件の問い合わせがあったようです。

 

 

しかし今年は今までとは異なり、チラシを配布しても問い合わせがゼロ・・・という状況だそうです。

 

 

チラシを広いエリアに数万枚~数十万枚配布するには、製作費と配布費用がかかり費用は数十万円~数百万円とお安くありません・・・

 

 

また、チラシは保存する人がほとんどいないので、見たらゴミ箱行きになるので現代のマーケティングには費用対効果が低く不向きなのです。

 

 

ではオカケンはチラシを配布していないのか?

 

 

実は配布しています・・・

 

 

工事する現場の周辺にエリアを限定し、複数回に分けて数千枚程度配布しています。

 

 

エリアを絞り複数回配布する事で、それを見た人の頭の中に記憶として残ります。

 

 

「確かあの・・・何て言ったっけ・・・オカケん何とか・・・」のレベルですが頭の片隅に残るのです。

 

 

あるいは、そのチラシを見てHPを検索したり、アプリをインストールする方もいます。

 

 

チラシの効果は絶大ではありませんが、こうした地味なマーケティングも必要だと考えています。

 

 

 

工事現場にも当社のパンフレットが置いてあり、興味のある方は取れるようにしています。

 

 

チラシの配布、現場のパンフ、HP、アプリなど様々なマーケティングを組み合わせて受注活動を行っています。

 

 

これらにかかる費用は少額なので、受注にかかるコストが大きく建築費に上乗せされる事はありません・・・

 

 

知恵と工夫と地道な努力で最小限の経費で受注するのも当社の特徴です。

 

 

 

 

休日の午後3時過ぎ

2020.10.26

昨日は日曜日だったので、私は自宅で休んでいました。

 

 

すると午後3時過ぎに1本の電話がありました。

 

 

その電話は、今から約20年以上前に住宅を建築させていただいたお客様からでした。

 

 

「キッチンの排水が上手く流れずに排水管から水が漏れているので、何とかして欲しい!」という内容でした。

 

 

私はすぐに現場のスタッフに連絡し内容を説明して対応するよう伝えました。

 

 

このようなケースは過去にあり、長年の排水で排水管の中で油やごみが付着し詰まっている現象です。

 

 

お客様自身が直すことも不可能ではありませんが、今回は協力業者の水道屋さんへ連絡しました。

 

 

すると、お客様のお宅へ30分程度で急行してくれるという事で即対応出来ました。

 

 

私はこの協力業者さんである水道屋さんにお礼が言いたい気持ちでいっぱいになりました。

 

 

「日曜日の午後3時過ぎに対応してくれてありがとうございます!」と・・・

 

 

 

このようなケースは今回だけではありません。

 

私達に協力してくれる業者さんは、迅速かつ親切な業者さんがほとんどです。

 

 

排水トラブルで困っていたお客様の対応が迅速に出来た事に幸せを感じたのはお客様だけではなく、私も同じ感覚がありました。

 

 

お客様の立場になってトラブルを解決するのも大切な私達の仕事なのです・・・

 

 

会社の休眠は可能か?

2020.10.26

会社の経営状態が極めて悪くなった時に全社員を解雇して会社を休眠させる経営者も存在します。

 

 

マスコミで話題になったリムジンタクシーがこうした手段に打って出ましたが、この会社では一時的に解雇するものの状況が好転した場合再雇用するという方法を取りました。

 

しかし、こうした手段では失業保険が適用にならず解雇された従業員は収入がゼロになってしまうのです。

 

 

現在非常に厳しい経営状況に置かれている中小零細企業は星の数ほど存在します。

 

 

私達のような地方の零細工務店も例外ではありません・・・

 

 

さて、では私は今回の危機に対しどのように考え対策しているのか?ですが

 

 

①社員のリストラや解雇はしません

 

 

②私の役員報酬を大幅にカット又は全報酬を辞退します

 

 

③会社のキャッシュアウトを全力で減らします

 

 

④会社で加入している生命保険の途中解約をしてキャッシュを確保します

 

 

⑤倒産防を解約しキャッシュを確保します

 

 

⑥私個人の有価証券、現金を会社に投入します

 

 

⑦それでも会社存続が難しいなら、私の家を売却し会社に投入します

 

 

⑧会社が所有する土地と建物を私が持つ不動産投資会社に売却し返済の費用をゼロにします

 

 

⑨ここまでやっても会社存続が危ういなら全社員に給料の減額を求めます

 

 

以上①~⑨までの段階で危機を乗り切る準備は出来ています。

 

 

一番始めに社員を解雇するような事はしません。

 

 

なぜならは、社員は私の家族のようなものなのです・・家族を簡単に解雇する親はいないと思います。

 

 

この朝日のように明けない朝はありません。

 

 

冷静な判断と、身を切る気持ちを持ってビジネスに挑むのも私流です。

 

 

 

 

 

 

家造りは本当に楽しいのか?

2020.10.25

私は23年間住宅を造り続けています。

 

 

家造りは本当に楽しいのですか?という質問に対し私の答えはこうです。

 

 

私達の家造りは複雑で難しく手間がかかり製造原価も高額になる住宅ですが、そこに暮らすご家族が幸せを感じてくれた瞬間に私は「家造りが仕事で良かった~!」と感じます。

 

 

家造りを商売にするには様々な障害や問題、リスクがあります。

 

 

このまま受注が続くのか?

 

 

高所作業や危険な作業が伴うリスクがある

 

 

製造原価を下げるにはどうしたら良いのだろうか?

 

 

など家造りには様々なリスクや問題点があります。

 

 

しかし、それを上回る喜びがあるのも事実です。

 

 

 

 

完全無人店のコンビニが増え始めている

2020.10.24

今朝の日経の一面にミニストップ完全無人店という見出しがありました。

 

 

コンビニ大手のミニストップは企業のオフィス内にある約1000か所に支払いまで客が行える小売店を出すとの内容でした。

 

 

全ての店舗が無人化される訳ではありませんが、コンビニも人材の確保が難しい状況であり、無人化は避けられないようです。

 

 

アパレル大手のGUやユニクロもセルフレジを取り入れており、どのような業態であっても無人化に進むのは間違いなさそうです。

 

 

無人化にするにはシステムが必要でAiなどの人工知能を利用するケースもあり、人の仕事がなくなってしまうという現象も起こっています。

 

 

私達のような業態では無人化は非常に難しいのでしょうが、受注活動や宣伝広告は最新の技術を利用すれば、ほぼ無人化でき簡単に出来るようになるかもしれません。

 

 

世の中の動向を注視しつつ、自社の行く末を予想するのも会社経営者の大切な仕事です。

 

 

机の前で考えていても新しい発想は浮かびません。

 

 

バイクで富士山まで向かう途中や仲間と遊んでいる時にアイデアが浮かぶケースもあります。

 

 

体は遊んでいても、頭で働くのが私のFREE&EAZYなライフスタイルでもあります。

 

 

何事もやってみなければわからない

2020.10.23

私は数年前から仕事以外で人と会わない生活をしています。

 

 

夜飲みに一切行かない

 

 

集団で集まるようなゴルフにも行かない

 

 

会社経営者の集まりにも行かない

 

 

など1年365日ある中で1日も外に出ない生活が数年間続いています。

 

 

なので、コロナ感染による外出自粛後も以前と何ら変わりない生活が続いています。

 

 

私がこうした仙人のような生活に切り替えた理由はいくつかあります。

 

 

一般的な会社経営者とは真逆の生活をする事で新しい物の見方が出来るようになる為

 

 

1人で孤独な経営をする事で、外野の無駄なアドバイスを聞かなくて済む為

 

 

外に出なので自分の時間をしっかり確保出来る為

 

 

無駄な飲食費などを削減出来る為

 

 

などが主な理由です。

 

 

しかし周りの人達からは「あいつ付き合いが悪くなったな・・・」「なに考えてるんだ・・・意味がわからない」と批判も数多くあったようです。

 

 

実は、この仙人のような生活を送る中で一人で考え一人で行動する事で新しい事業に着手出来ました。

 

 

それは、住宅建築事業を行いながら不動産賃貸業を始められた事です。

 

 

不動産賃貸業は不況下に強く今回のコロナ騒動の影響は全くなく、しっかりとキャッシュフローが出るビジネスです。

 

 

住宅建築業はこれから大きな打撃を受けると予想されますが、不動産賃貸業を同時に行えばリスクヘッジになります。

 

 

1人孤独に物事を考える時間があったので今の体制が構築出来ました。

 

 

もしも、数年前のままで今も宴の最中だったとしたら・・・

 

 

外野の話に耳を傾ける前に、自分の頭で考え自分一人で行動してみる!

 

 

何事もやってみなければわかりません!

 

 

自分が選んだ道であれば、失敗しても問題ではないのです・・・

 

 

失敗は成功の母である!

 

 

 

 

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