経営難を乗り越える手段
2020.09.25
会社経営は非常に難しく世の中の景気に左右されます。
順調に経営出来ていた会社も経済の調子が悪くなると、お金が足りなくなります。
足りないお金は銀行から借りればいいのでは?と考えるのが一般的な会社経営者です。
私の考えは180度異なります。
私は会社が順調な時に準備をします。
手段は2つ
1つは中小企業倒産防止共済制度の利用です。
この基金は公的なセーフティーネットという目的の他に税制も優遇されており、年間240万円経費として計上できます。
上限は800万円までとなっており、利益が出ている時に支払しておきます。
そして、会社が赤字になりそうな時は解約して現金化します。
こうする事で、利益の出ている年に倒産防へお金を移動しストックしておけるのです。
もう1つは、会社で加入する役員の生命保険です。
これも半分損金、半分資産計上になりますが、会社が不調の時に解約すれば現金が手に入ります。
かしこい経営者は、上記の2つを実行していますが、そうでない経営者は銀行からの融資を考えてしまうのです・・・
好景気で調子が良い時に準備しておくのも私の経営スタイルです。
例えば、倒産防を約4年積立すると800万円(上限)、生命保険を毎年300万円10年間かけると3千万円になります。
こうして準備をしておけば、約4000万円のキャッシュが会社の資金として利用出来ます。
もちろん私も13年前から準備しています・・・