店を続けるか?それとも閉めるべきか?

2020.09.15

今年に入り世の中の景気は非常に悪い状態が続いています。

 

 

飲食店への打撃は想像を絶するレベルにあり、店主は店を続けるか?それとも閉めるべきか?と悩んでいるのではないかと予想しています。

 

 

私が知る飲食店の店主は、今回の騒動で4月始めに店を閉店しました。

 

 

この店主のお店を改修工事させていただいた事があるので、どんな人なのかは理解していましたが、今回の決断は非常に早く正解だと感じました。

 

 

その理由はいくつはありますが、1番の理由は終息の時期が見えない事です。

 

 

客足が減り売り上げが激減したとしても、終息の時期が見えればそれに向けた対策が出来ます。

 

 

しかし、いつこの騒動が治まるのか?が見えない状況では何も対策出来ません・・・

 

 

家賃や社員の給料や福利厚生費は待ったなしにお金が毎月消えてしまいます。

 

 

借金をして何とかしのぐ事も不可能ではありませんが、借金をし続ける事は不可能です。

 

 

更に騒動が収束してとしても、多額の借金が残った状態では満足な経営は出来ません・・・

 

 

つまり、早い段階で店を閉めて、数か月後・数年後に再度チャレンジする方が得策だと店主は判断したのでしょう。

 

 

私もこの判断には、「あの人は本物の凄い人だな・・・」と感じました。

 

 

 

 

店を閉める行為はビジネス上負けではありません。

 

人生は長いのです。

 

一旦店を閉めて再度チャレンジする準備をするのが賢者の行動なのかもしれません・・・

 

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