換気量と湿度の関係
2020.08.14
室内の換気量と湿度には密接な関係があります。
換気量を増やせば湿度は下がるので、この時期に湿度が高く蒸し暑く感じる時は換気量を増やせば快適に過ごせるのでしょうか？
答えはNOです
一般的な住宅は第三種換気を採用しているケースが多く、換気量を増やせば屋外の暑い空気が直接大量に入ってしまうデメリットがあります。
換気量を増やせば湿度は下がるかもしれませんが、屋外の空気の流入により温度の上昇という問題が起こるのです。
しかし、私達が採用する第一種換気システムは屋外の空気を直接取り入れないので、室温の上昇は最小限に留められるのはもちろん換気量を増やせば湿度も下がる傾向にあります。
私達が造る住宅は、一般的な住宅に比べ換気量が1.5倍～2.0倍なので湿度を屋外へ排出する力が一般的な住宅に比べ1.5倍～2.0倍になります。
住宅は完成すれば見えない部分がたくさんあります。
特に換気の量については、空気の動きなので一切見えません。
私達は見えない部分にも徹底的にこだわる集団でもあるのです・・・