住宅建築業はリピートビジネスである!?

2020.07.31

私は住宅建築業はリピートビジネスであると考えています。

 

 

「住宅建築業がリピートビジネス?」

 

 

「一度住宅を造ったらリピートなんて出来ないだろう???」

 

 

と普通の経営者は考えます。

 

 

しかし私の頭の中ではそうした考えではありません・・・

 

 

私の考えはこうです。

 

 

縁あって住宅建築の依頼があり、真心を込めて家造りに取り組み、アフターサービスをしっかりと行います。

 

 

すると、そこに暮らす家族の満足度がアップして、家族全員が幸せに暮らす事が出来ます。

 

 

その家庭にお子様が2人いたとすると、約30年後にはそのお子様が住宅を建築する時期が訪れます。

 

 

そして、その2人のお子様が当社を指名してくれるという筋書きです・・・

 

 

気の長い話ですが、30年後にリピートがある訳です。

 

 

こんな考えで家造りに取り組む住宅建築会社は皆無です。

 

 

現実的に今から約20年前に当社で住宅建築させていただいたお客様のお子様の住宅を建築するケースは今までに1件や2件ではありません。

 

 

住宅建築業はリピート商売である!

 

 

私達が出来る事はごくわずかですが、地味で地道にお客様と向き合えばギフトは30年後に送られてきます。

 

今までにありそうでなかった地域の工務店を目指すべく日々奮闘しています!

 

 

 

数の原理で成功を収めたビジネスモデルの脆弱性

2020.07.30

ビジネスの世界には数の原理原則があります。

 

 

それは、1つのビジネスが成功すると成功したモデルを複製すればビジネスは拡大します。

 

 

そして、1つが2つと数を増やしていけば、10倍・20倍・30倍とビジネスは拡大します。

 

 

この原理原則には何の問題もありませんが、世の中の未来は不確定要素で満たされており、いつ何時その状況が変化するのかが予測不能なのです・・・

 

 

つまり、今はそのビジネスモデルが通用していたとしても、何らかの原因により風向きが変わる事があります。

 

 

風向きが変わると、成功していたビジネスモデルも失敗したビジネスモデルになってしまうのです。

 

 

失敗したビジネスモデルが1つなら大きな問題ではありませんが、10倍・20倍・30倍となると会社の存続すら出来ない状況になりかねません・・・

 

 

数の原理を上手に利用すれば、ビジネスは上手くいきますが実はもろ刃の剣でもあるのです・・・

 

 

上記の日記は今年の3月に書いた内容です。

 

 

そして今日7月30日の日経1面にこんな記事がありました。

 

 

外食産業1000店舗以上閉鎖・・・・(上場企業の閉鎖数)

 

 

これを予測出来た人は多くないと感じています。

 

時代は繰り返す?!

2020.07.29

私が住宅建築会社を始めたのは今から約23年前です。

 

 

この23年間には様々な出来事が世の中で起こりました。

 

 

NY同時多発テロや消費増税、リーマンショックや東日本大震災など予想もしない出来事が起こり、世の中は混乱し景気が悪化する事が何度もありました。

 

 

このような天変地異や戦争などは予想出来ないので、どうしようもありませんが平時にある程度の準備は出来ます。

 

 

平時には、「今が平時なのか?」と区別するのは難しいのですが、世の中の景気が悪化せず業績も悪くない時期は平時と言えます。

 

 

私はビビりのビクビク経営者なので、常に非常事態が起きた時の準備をしています。

 

 

そして、万全の体制を準備しておき非常時に備えます。

 

 

こうする事で大抵の荒波は乗り越える事が出来ているのです・・・

 

 

今年は新型コロナウィルスの問題がありましたが、私は約8年前から今起こっている状況を回避する準備をしていました。

 

 

同業他社では、自社が存続出来るか否かの非常事態になっている会社も数多く存在しますが、私達の会社は何の問題もありません・・・

 

 

備えあれば憂いなし!

 

 

高級ワインを飲み美味しい食事に酔いしれる宴は終わりました・・・

 

 

というか、私は8年前に終わらせたので今があるのです。

 

 

人間調子が良い時は、驕りが出てしまいます。

 

自分はビジネスの天才なのではないか?と錯覚する事もあります。

 

私は地に足をつけて、じっくりとビジネスに取り組むタイプなので、驕りも錯覚もありません・・・

 

 

アカデミー賞受賞作品

2020.07.28

アメリカで行われたアカデミー賞受賞作品であるパラサイトを約半年前に飛行機の中で見ました。

 

 

私の印象としては、映画の脚本は素晴らしいと感じましたが、貧富の差がある現代の社会について考える所がありました。

 

 

それは、映画の中で韓国の富裕層と貧困に苦しむ2つの家庭が描かれていましたが、日本もこの映画と大差ない状況であるのでは?と感じました。

 

 

日本では、半地下に住む程リアルな貧困家庭はほとんどありませんが、これに近い家庭は数多く存在します。

 

 

 

国内でも格差社会というか、社会の仕組みによって貧困から脱出できない状況があります。

 

 

さて、ここからは私の実体験です。

 

 

パラサイトで登場する家庭程ではないものの、私の幼少期は裕福ではない家庭に育ちました。

 

 

両親2人・おばあちゃん・おばさん・兄弟3人の7人暮らしで、犬と猫とニワトリと鳩と天井裏にいるネズミと一緒にボロボロのみすぼらしい家に住んでいました。

 

 

食べる物には困らなかったものの、生活に余裕がある感じではありませんでした。

 

 

その日暮らしで何とかその日を生きている実感があったのを記憶しています。

 

 

私が子供頃、日本は高度成長期であり当時の総理大臣は田中角栄さんでした。

 

 

私は子供ながら、「大人になったら絶対金持ちになってやる!」と燃えるような熱い闘志を持っていたのです。

 

 

あれから40年・・・

 

 

時代は変わりましたが、世の中の格差は解消されておらず貧困に悩む人は後を絶ちません・・・

 

 

しかし、貧困が問題なのではないのです・・・・

 

 

現在の状況を自分がどう捉え、どう行動するかで未来は確実に開けます!

 

 

自分の人生は、自分が考えているようにしかなりません。

 

 

今の状況に不平不満を感じていても、来年も状況は変わりません。

 

 

もしも、今の状況を打破したいと願い、行動を起こせば状況は一変します。

 

 

人生は1回っきり・・・

 

 

ぼやーっと生きるか?バリバリ生きるか?で人生は全く別の道が待っているのです。

 

よく働き・よく遊び・よく食べる!

2020.07.27

私のライフスタイルは一般的ではありません。

 

 

1つの事にフォーカスし一点突破で猛烈に進む特徴があります。

 

 

「こんなもんでいいだろう~」や「まあまあだからこの位にしておこう~」というスタイルではありません。

 

 

どんな事でも真実を探求すべく徹底的に追求し頂点を極めるまで続けます。

 

 

出来るか?出来ないか?ではなく、やるか?やらないか?なのです・・・

 

 

つまり、結果を一切意識せず没頭するのが私のライフスタイルです。

 

 

二郎系ラーメンも食べます!

 

 

赤ちゃんの頭位あるハンバーガーもペロリです!

 

 

そしてお腹が一杯になったらクタクタになるまで遊び・・・

 

 

お酒を一杯(いっぱい)飲んで寝ます・・・

 

 

そして、前日に考えていた事を参考にしつつゴリゴリとイノシシのように働きます。

 

 

ただこれだけで、これ以上の事はありません・・・

 

 

人生は単純明快が一番である!

 

 

命があれば何でもできる!

 

 

 

 

今年もやって来ます・・・暑い夏が

2020.07.26

この時期あたりから夏本番になるのは毎年恒例です。

 

 

梅雨が明けて高気圧に覆われると気温が上昇し30℃を超える日が続きます。

 

 

夜間も気温が下がりにくくなるので、夜寝苦しい日も数日間あります・・・

 

 

もちろんエアコンで冷房すれば室内は冷えますが、エアコンに頼り過ぎると体が冷え過ぎてしまい体調不良になるケースも少なくありません。

 

 

特に夜間の冷房には要注意です!

 

 

寝る時にタイマーを設定していても、エアコンの運転が停止して数分後・・・「暑い!」と目が覚めます。

 

 

そして再度エアコンの運転を開始しますが、この時もタイマーを設定しないと朝起きた時に「何だか体がだるいな・・・」となるケースもあります。

 

 

私達が造る住宅は上記のような生活スタイルではありません。

 

 

エアコンの設定温度を26℃~28℃にして夏季は1日中連続運転するのでエアコンのスイッチをオフにしません。

 

 

連続運転といってもエアコンは運転と停止を繰り返しているので、フル回転で運転しません。

 

 

 

フル稼働しないので、電気代金も抑えられ冷房にかかる光熱費は気になるレベルにはなりません。

 

 

こうしたエアコンの使い方によって7月・8月も昼夜を問わず快適な室内空間になります。

 

 

もちろん、寝苦しい夜ともサヨナラです・・・

 

 

私は住宅の住み心地だけを考えて23年になります。

 

 

「どうしたら他社に類を見ない住み心地の住宅が造れるか?」をいつでもどこでも考えています。

 

 

この写真はワイキキのカラカウア通り沿いにあるバーガーキングですが、こんな所でも家造りについて考える時もあります。

 

 

体は遊んでいても、頭の中は働いているのです・・・

 

 

情報の信憑性

2020.07.25

住宅建築会社は今年に入り非常に厳しいマーケットで受注合戦を繰り広げています。

 

 

自社をアピールする為に住宅専門誌や地域のタウン誌に掲載したり、WEB上の広告や自社のHPなどで配信しています。

 

 

しかし、このような内容は全て信じて良い情報なのでしょうか?

 

 

答えはNOだと考えておいた方が間違いありません。

 

 

その理由は、自社の良い所ばかりをアピールしていますが、自社の欠点も必ずあるのです・・・

 

 

例えば

 

 

見た目やデザインは良いが断熱性能が劣る

 

 

性能は良いが設計力が劣る

 

 

見た目やデザインも良く断熱性も高いがコストがアップしてしまう

 

 

全てにおいて問題ないが、アフターサービスが全く出来ていない

 

 

など、自社の問題点は伏せている会社がほとんどなのが現実です。

 

 

つまり、情報を鵜呑みにしてしまうと問題点を見落としてしまい「この会社を選んだけど、失敗した・・・」となってしまうのです。

 

 

これでは、せっかくの夢のマイホーム建築計画も台無しです・・・・

 

 

裏表なく、自社の良い所や悪い所も配信している会社を見つけるのは至難の業ですが、本物の見極める確かな目を養うには、会社に足を運び自分の目で見るしか方法はありません。

 

 

現在工事中の現場を見る

 

 

完成した現場を見る

 

 

現在お住まいの方の家を見て意見を聞く

 

 

会社の担当者を見る

 

 

会社の雰囲気を見る

 

 

いくつかのポイントをおさえれば、その会社の様子がわかります。

 

 

家造りで失敗しない為には、面倒ですがよ~く見る必要があるのです・・・

 

世の中にない物を作るから価値がある!?

2020.07.24

世の中に存在しない物を作るには勇気と決断が必要です。

 

 

その理由は、その物が世の中に必要とされているか否かは作ってみないとわからないからです。

 

 

私は世の中に存在しない戸建賃貸住宅を造りました。

 

 

その戸建賃貸住宅とは、住み心地が抜群で省エネな住まいです。

 

 

しかし、「このような住宅に本当に住みたい人がいるのだろうか?」という不安があったのも事実です。

 

 

そして、不安を抱えながらも建築する事を決断し現在7棟の戸建賃貸住宅が完成していますが、7棟全て入居者様に住んでいただいています。

 

 

そして、入居者の大半の人達にご好評いただいており、有難く感じています。

 

 

今年は5棟の建築をスタートし、来年の3月末には入居出来るよう工事を進めています。

 

 

さて、今後も住み心地が抜群で省エネな戸建賃貸住宅の需要はあるのか???

 

 

 

結果は神のみぞ知る!

 

 

私は世の中にある物を作るタイプの人間ではありません。

 

 

現在建築している注文住宅も実は私が考案した工法や断熱構造であり、床下エアコンも私が考えました。

 

 

この住宅の住み心地に着目し、戸建賃貸住宅も注文住宅と同じスペックで建築しています。

 

 

賃貸事業で建物の費用が高額になるのはナンセンスですが、私は利益を重要視しないので建物の費用が高額になっても問題ないのです。

 

 

利益が少なくなっても戸建賃貸住宅に住んでいただく人達が快適に健康で暮らせればそれでいいのだ!

 

 

 

 

今から25年前

2020.07.23

今から25年前、私は現場で働く1人の大工職人でした。

 

 

寅一の作業着に身を包み、力王の地下足袋を履きタオルを1本首に掛け日の出前に出掛けます。

 

 

トラックで現場へ向かい早朝から日が暮れるまで現場で汗を流す日々は約2年間続きました。

 

 

私の祖父と父親は大工だったので、私は大工のDNAを引き継いでいるのか現場で大工仕事をする事に幸せを感じていた時もありました。

 

 

この時期はまだ起業する前でしたが、ある日事件が起こったのです・・・

 

 

父親が棟梁の下で私は働いており当時は仕事の大半が下請けの大工仕事だったのですが、ある会社が倒産し大工手間を回収できなくなったのです。

 

 

250万円の回収不能な大工手間・・・

 

 

父親にこの回収不能な金額を伝えても「ねえ袖はふれねぇな」と一言だけです。

 

 

仕方なく私は自身の預金を取り崩し、父親の会社に在籍する大工全員へ手間賃を支払ったのです。

 

 

この時に感じた事は「下請けの大工ではダメなんだ!」「明日から元請になる!」と決めました。

 

 

これがオカケンホームのルーツであり、最大のピンチは最高のチャンスになる瞬間でもあったのです・・・

 

 

 

もしもあの事件がなかったら私は今も大工の職人だったかもしれません。

 

 

自分の人生は、ある事をきっかけに一変します。

 

 

ピンチがチャンスである事を知っていれば、どんなピンチもチャンスに変える事が出来ます。

 

 

出来るか?出来ないか?ではなく、やるか?やらないか?が重要なのです・・・

 

 

全ての人に共通する不変の価値観

2020.07.23

住宅建築業者は各社様々な価値観をアピールしビジネスを展開しています。

 

 

デザイン性や豪華さをアピールしたり、低価格やシンプルさを売りにする会社もあります。

 

 

若い世代をターゲットにする会社もあれば、建て替え層であるシニア世代を狙う会社も存在します。

 

 

こうしたマーケティングは一見他社との差別化が出来ているので有利と判断しがちですが、実は真逆です。

 

 

その理由は、ターゲットに合う世代やアピールした住宅が好みな人達が存在する一方、大半はその会社を選択しないのです・・・

 

 

つまり、選ばれるケースもあるが、裏を返せば差別化によりその会社が選ばれないケースの方が多くなる理論なのです。

 

 

こうしたマーケティングに対し私達が造る住宅は、全ての人に共通する不変の価値を持っています。

 

 

それは、ズバリ健康で暮らせる住まいです。

 

 

人間一番大切なのは、自身の健康や命です。

 

 

そこに暮らす事で健康になったり、病気になるリスクが小さくなる住宅は老若男女不変の価値があります。

 

 

外装や内装やデザインは、お客様のお好みで造れるのでどんな世代の住宅でも建築出来ます。

 

 

つまり、性能や工法や構造は変えず住み心地や省エネ性は確保しつつ建築主の要望に合わせた意匠を取り入れる事が出来る訳です。

 

 

全ての人に共通の価値観を持っていただける住宅は、最強のマーケティングなのかもしれません・・・

 

 

私は住宅建築で儲けて会社を大きくしようと考えた事は23年間一度もありません。

 

 

どうしたら最高の住み心地の住宅が造れ、どうしたらお客様が120%満足してくれるか?だけを考えて家造りに取り組んできました。

 

 

その結果、お陰様で会社は大きな黒字にもならず大きな赤字もなく23年間安定した経営が出来ました。

 

会社がどうのこうのではなく、お客様にどう感じていただけるか?が企業の最重要課題であると考えています。

 

 

 

 

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