アカデミー賞受賞作品
2020.07.28
アメリカで行われたアカデミー賞受賞作品であるパラサイトを約半年前に飛行機の中で見ました。
私の印象としては、映画の脚本は素晴らしいと感じましたが、貧富の差がある現代の社会について考える所がありました。
それは、映画の中で韓国の富裕層と貧困に苦しむ2つの家庭が描かれていましたが、日本もこの映画と大差ない状況であるのでは?と感じました。
日本では、半地下に住む程リアルな貧困家庭はほとんどありませんが、これに近い家庭は数多く存在します。
国内でも格差社会というか、社会の仕組みによって貧困から脱出できない状況があります。
さて、ここからは私の実体験です。
パラサイトで登場する家庭程ではないものの、私の幼少期は裕福ではない家庭に育ちました。
両親2人・おばあちゃん・おばさん・兄弟3人の7人暮らしで、犬と猫とニワトリと鳩と天井裏にいるネズミと一緒にボロボロのみすぼらしい家に住んでいました。
食べる物には困らなかったものの、生活に余裕がある感じではありませんでした。
その日暮らしで何とかその日を生きている実感があったのを記憶しています。
私が子供頃、日本は高度成長期であり当時の総理大臣は田中角栄さんでした。
私は子供ながら、「大人になったら絶対金持ちになってやる!」と燃えるような熱い闘志を持っていたのです。
あれから40年・・・
時代は変わりましたが、世の中の格差は解消されておらず貧困に悩む人は後を絶ちません・・・
しかし、貧困が問題なのではないのです・・・・
現在の状況を自分がどう捉え、どう行動するかで未来は確実に開けます!
自分の人生は、自分が考えているようにしかなりません。
今の状況に不平不満を感じていても、来年も状況は変わりません。
もしも、今の状況を打破したいと願い、行動を起こせば状況は一変します。
人生は1回っきり・・・
ぼやーっと生きるか?バリバリ生きるか?で人生は全く別の道が待っているのです。