賢く建てて経済的に豊かに暮らすスタイル
2020.05.21
住宅建築を進める手順としては、まず土地を取得して建物の設計をした後、建築工事が始まります。
今までの概念では、予算内で出来るだけ土地は広く、建物は予算内で出来るだけ広くと考えるのが一般的です。
しかし、本当にこの考えは理に叶っているのでしょうか?
私はNOだと考えています。
その理由は、予算内で出来るだけ広い土地と広い住宅を建築するという事は借入金額が大きくなる可能性があります。
そうすると住宅ローンの返済や土地と建物の固定資産税が家計を圧迫します。
年収数千万円の高収入の方は何の問題もありませんが、年収が1千万円を超えるような人はごく少数です。
つまり、予算ありきではなく何を求めどんな生活が送りたいのか?にフォーカスする必要があるのです・・・
住宅を建築する目的は、家族の幸せと家族の健康だと私は考えています。
という事は、広い土地や大きな建物ありきで考えるのはナンセンスなのです・・・
現在私達は戸建賃貸住宅を建築しており、3LDKの建物は25坪とコンパクトにして土地は30坪前後と決して広くありません。
必要最小限の土地に必要最小限の建物を建築する事で、土地+建物の金額は低く抑えられるのはもちろん、土地と建物の固定資産税は最小限になるのは言うまでもありません。
こうする事で住宅ローンの返済は家計を圧迫せず、固定資産税の負担も軽くなり、経済的に豊かに暮らせるのです・・・
当社で建築している戸建賃貸住宅CASAシリーズは、この実験棟をベースに25坪前後の広さになっています。
写真の実験棟は38坪ありますが、30坪のバージョンもあります。
25坪・30坪・38坪の3パターンからお選びいただけます。
どんな住宅を造るのか?ではなく、どんな暮らしがしたいのか?にフォーカスする必要があるのかもしれません・・・