自分の目で見る理由
2020.04.18
私が社長だった期間は20年間ありました。
この20年間私は毎週現場に行き工事の様子を隅々まで見て現場の整理整頓や養生の方法、職人さんの様子や順調に工事が進んでいるか?などをチェックしていました。
1つの現場へ行くとA4の用紙が一杯になる位私の気が付く内容があったので、5現場回ればA4用紙5枚になる程数多くの事に気が付いていました。
私がチェックした項目の数は5現場で100を超える事もあり、担当者は私が指摘した事項につい対応したり段取りをする事で現場を管理する能力がアップします。
私が指示していたものは、現場の職人さんや担当者やお客様も気が付かないほんの些細な内容です。
つまり、家造りの過程で誰も気がつかない1段階上のレベルでチェックしていたのです・・・
良質な住宅を造るには、現場の造り方や段取りが重要であるのはもちろんですが、社長の厳しいチェックが必要不可欠です。
常に社長の目が光っている現場は必ず良質な仕事になり良質な住宅が出来るのです。