今の家造りにたどり着くまで20年!?
2020.04.11
現在私達が造る住宅の構造や工法にたどり着くまで約20年かかりました。
約23年前に起業した当時は、北海道の札幌に本社のあった会社の工法を取り入れていました。
この工法は、極寒の地でも快適に過ごせる住宅の工法でウレタン断熱パネルを採用し樹脂サッシ+ペアガラス+第三種換気の工法でした。
当時関東圏では、このような住宅は珍しく「あんな住宅造ってるけど、頭おかしいんじゃねぇの?」と同業他社は感じていたかもしれません。
しかしそれは仕方ない時代でもあり、一般的な住宅はグラスウール100ミリ+アルミサッシ単板ガラスに換気システムなしだったからです。
更に私達は全棟気密測定と風量測定を行っていました。
それから数年間はこの工法で施工していましたが、私は当時「今造っている住宅よりも更に住み心地の良い住宅を造りたい!」と考え自分で考案した断熱工法を取り入れる事にしました。
私が考える工法でも十分快適な生活が出来るレベルでしたが「もっと快適に生活出来る住宅を造りたい!」と感じるようになり、長野県のあるパワービルダーの工法を取り入れる事になりました。
これが今から約13年前で、この工法を更に高めたのが今の私達が造る住宅の工法です。
約20年間試行錯誤した結果、約3年前に今の家造りが完成し私が納得できるカタチになった訳です。
今まで造ってきた住宅は、その時点では一番良い方法を取り入れていましたが私は常に更に上、更に上と快適さを求め続けました。
これから先更に上を目指す事も可能ですが、現段階では考えていません。
どんな事でも20年間諦めず継続すれば、結果が出るものです・・・
この実験棟は約3年前に建築した私の20年間の集大成です。
夏は1台のエアコンで家を丸ごと冷房でき、冬は床下のエアコン1台で家全体を暖房出来ます。
また、月約8万円の売電収入が20年間続く住宅なのでトータルで1920万円の収入がある家です。
快適に暮らせ、超省エネでありながら経済的に豊かに暮らせる家として数多く実験棟ベースで施工させていただきました。
こうしたスタイルの住宅に住んでいただき、お客様が幸せを感じてもらえればそれだけで良いのです・・・