朝から説教部屋が2時間・・・
2020.03.17
今から約15年前、私は社長で部下の男性社員が2人いました。
当時は、私と男性社員2人と女性のパートさん1人の4名で会社を運営していました。
早朝6時半頃になると男性社員が出社します。
私は前日に行った現場の問題点を男性スタッフに伝えます。
「あの現場のあそこの収まりが悪いけど、どう考えているのか?」
「%&#$##&&」
「そんな事聞いてるんじゃねえんだよ!」
と現場の問題点について男性社員に対し毎朝1時間から2時間私の考えを伝えていました。
私は現場の仕事に対し1ミリも妥協しない石頭建築人なので、自分が納得できる家造りができるようになるまで男性社員を厳しく指導・教育しました。
こうした毎朝の説教部屋は約3年程度続きました・・・
この厳しい指導のお蔭かどうかわかりませんが、男性社員2人の現場は私が納得できる状態までレベルアップしたのです。
そして、毎朝続いた地獄のような説教部屋はなくなりました・・・
当時の社員はこう話していました。
「毎朝会社に行くのが嫌で、会社のドアを開けるのが恐怖でした」
私は男性社員を否定していた訳ではなく、男性社員の仕事のやり方を否定していたのです。
そして、この男性社員の1人が現在の社長です。
辛く厳しい環境は人を育てますが、今の世の中で私の指導方法が合っていたのかは肯定できませんが・・・
現地人と日本人観光客のように見えますが、私と弟(社長)です。
私は血のつながる親族だからといって、特別扱いはしません。
仕事の事になると鬼になってしまう私は、他人も親族も関係ありません。
お客様から信頼されお客様が大金を投じる大切な住まいを安易に造る事は出来ません・・・
真剣(真の剣)を持った気持ちで緊張感を持ち家造りに取り組むのが私のスタイルなのです。