住宅の設計料が300万円!?
2020.02.24
住宅を設計する際、住宅建築業者に依頼するケースと設計事務所に依頼するケースがあります。
住宅建築業者に依頼した場合、その会社の設計士がラフプランを考えお客様に提示します。
その後、詳細設計や建築確認申請の書類を作成します。
ここまでにかかる基本設計や建築確認申請の実費は30万円~50万円程度です。
私達もお客様から要望をヒアリングし、ラフプランを提案しますが、ここまでは無料で行っています。
そして、提案した内容で納得していただいた場合は設計契約をした後に詳細設計に進みます。
もちろん本契約時には設計に係る費用として建築工事の見積書の中に30万円から50万円を記入しています。
こうした住宅建築会社の設計費用に対し、設計事務所の場合は少々違う計算のようです。
建築費の何パーセントが設計料という計算をする会社もあるようで、中には設計料が建築費の10%なんて業者もあるようです・・・
仮に3000万円の住宅なら設計料が300万円!
5000万円なら500万円!
ありえませんね・・・
世界的に有名な設計者ならともかく、地方の有名でも何でもない設計事務所の設計料が数百万円などというのは、常識を逸脱している金額です。
しかし、こうした設計者の提案する内容に納得してお金を支払うお客様も存在するのです・・・
このような考え方を持つ人達を否定するつもりは一切ありませんが、お金をかけるなら別の場所にかけた方が良いのでは・・・と私達プロは感じてしまいます。
無駄な設計料に数百万円も投じるなら、住宅の性能アップする部分に費用をかけるのがかしこい家の造り方なのかもしれません。
この業界では、建築士の免許を持たずに設計業務を行っている会社が数多くあります。
まず、設計に入る前に設計者に聞いてみましょう!
「あなたは、1級建築士ですか?それとも2級建築士ですか?あるいは免許のない建築師ですか?と・・・」