過乾燥は換気システムの種類によって防げるのか?
2020.02.10
この時期に感じるのが室内の過乾燥です。
屋外の湿度もかなり低くなっている状態であり、その乾燥した空気が室内へ入ると更に乾燥します。
新潟県や長野県はこの時期に雪が降るエリアが多いので、屋外の湿度は高く室内が過乾燥するケースはあまりありません。
しかし群馬県の中央部以南では雪が降る事はほとんどなく、からっ風が吹く乾燥エリアでもあるのです・・・
さて、こうしたエリアで過乾燥対策はいくつかありますが、換気システムで乾燥状態を防ぐ方法もあります。
換気システムで過乾燥を防ぐ???
第三種換気システムでは、室内の空気を強制的に排気するだけなので過乾燥を防ぐ事は出来ませんが、第一種換気システムの全熱交換型で浴室の換気も同系統に出来れば過乾燥対策は可能です。
その方法とは、浴室を利用した後に浴槽の蓋を閉じず湯気や蒸気を換気システムによって排気するのです。
この湯気や蒸気は一旦換気システムの本体へ移動しますが、屋外の新鮮空気と熱交換される際に湿気も交換出来るのです。
つまり、屋外へ排出されるべき水蒸気が室内へ戻る訳です。
このような過乾燥対策を出来る換気システムは数多くありません。
一般的な第一種換気システムの熱交換素材は和紙なので、浴室の換気は第一種換気システムと同系統に出来ません。
しかし私達が採用する熱交換素材はアルミなので浴室の換気も可能です。
浴室の湿気を上手に利用して快適な室内の湿度に近づけるのも当社の換気システムの特徴です。