怒涛の値引き合戦が始まっている!?
2020.01.29
先日こんな話を聞きました。
ある大手ハウスメーカーと商談中のお話ですが「今契約してくれればウン百万円値引きします!」と営業マンから伝えられたそうです。
この方は他の建築会社にしようか悩んでいたようですが、手付金を支払っているのでそのお金が無駄になるのが気になっているようでした。
すると、また営業マンから「更にウン百万円値引きします!」という事で合計ウン百万円の値引きをすると言うのです。
さすがにウン百万円の値引きと聞けば心が動くのは無理もありませんが、ここでよーく考えてみましょう。
建築費の約1割を簡単に値引けるという事は、初めから利益が多く上乗せしている可能性も否定できません。
仮に適切な利益だったとしてもこれだけの値引きが出来るという事は、受注に難航している会社の可能性も高いと判断出来ます。
建築業界の裏話では、この会社は受注が困難になっているようで1月と2月の現場はほとんどないという話を私は先日聞いたばかりなのです・・・
背に腹は代えられないという事で、「値引きしてでも受注したい!」という気持ちは分からなくもないですが、こうした会社が未来も継続している可能性は低いと感じています。
大手ハウスメーカーだからといって10年後・20年後・30年後に存在しているとは限らないのです。
今のウン百万円値引きよりももっと先の事を考える必要があるのかもしれません・・・
ウン百万円の値引きは一瞬!
住み心地は一生!