福袋もセールもしないお店がある
2020.01.4
私が通うある洋服店は福袋もセールもしていません。
売れ残った洋服は30%・50%オフとディスカウントして売りさばくのが一般的であり、それでも売れなかった商品は福袋として販売するのがアパレル業界の定説です。
しかし、この店主には強いこだわりがあり上記のような販売方法をしないのです・・・
理由はいくつかあるようですが、定価で買ってくれたお客様の気持ちになれば、「この前定価で買った商品が30%オフで売ってんな・・・なんだよ~損した気分だな」と感じると思います。
また、数多く仕入れて数多く販売するよりも、自分が納得して価値のある洋服だけを販売したいというポリシーも感じられます。
このような点からこだわりのある販売手法になっているのだと思います。
ビジネスの観点から見れば、ナンセンスな経営方針ですが、私もこの洋服店の店主と同じ考えをもつムジナです。
当社では、特価販売もなければ値引きもありません。
その理由は、特定の方だけ値引きするのは他のお客様に失礼だと考えるからです。
また、住宅の提示価格は製造原価+会社が運営できるギリギリの利益のみとなっているので、値引きが出来ないという現実があります。
もしも全ての現場で5%~10%の値引きを行ったら、確実に赤字になってしまいます・・・
売り上げ至上主義は終焉を迎え、新しいステージに入ろうとしているのは、アパレル業界も住宅建築業界も同じなのかもしれません・・・
強いこだわりとオリジナルのセンスで、価値のある住宅だけを建築します。
見た目がどうの・・・
豪華さがどうの・・・
という住宅は造りません。
私達が造る住宅に住んでいただく事で、家族が健康に暮らせ笑顔で幸せになる家造りを目指しています。