換気の風量や地域によって結露するケースがある
2019.12.30
どんな高性能住宅でも窓ガラスが結露するケースは稀にあります。
原因はいくつかありますが、大きく分けて2つあります。
1つは換気量不足が原因であり、必要換気量に満たないケースでは結露が発生しますが、必要な換気量を確保出来れば結露を防げます。
2つ目は室内温度と外気の温度差が激しいケースです。
高崎周辺では冬季に0℃前後になるものの、マイナスになるケースはほとんどありません。
このような外気の場合結露するケースはほとんどありませんが、外気温が0℃以下であり、風が吹いていると更にガラス面が冷やされるので結露する確率が高まります。
これは、高崎市より北のエリアで実際に起こったケースです。
上記のような場合は、必要換気量を満たしていても結露するので、ペアガラスよりも高性能なガラスを採用する必要があります。
それは、一般的なトリプルガラスや真空のトリプルガラスです。
住宅の窓ガラスの結露を防ぐには、必要換気量の確保と窓ガラスの性能アップが効果的です。
必要換気量を確保するには風量測定が必要です。
トイレや浴室、キッチンや各居室の換気量を測定し微調整しなければなりません。
結露に有効的であり、理想的な開口部のガラスは真空トリプルガラスになりますが、群馬県内で全棟採用しているのは当社1社だけなのです・・・