窓の近くが寒く感じるか?!

2019.12.16

住宅の開口部(サッシ)付近は冬季に寒く感じるのは常識となっています。

 

 

 

その理由は、ガラスが単板ガラス(1枚のガラス)や複層ガラス(2枚のガラス)だからです。

 

 

 

屋外の熱を伝えやすい開口部は、ガラス面の10センチ位近くに手を当てると冷たく感じます。

 

 

 

この冷たさは体感温度として人体にも伝わるので、室温を上げても寒く感じるのはこうした原理からなのです・・・

 

 

 

私達はこうした問題を克服する為に真空のトリプルガラスを採用しています。

 

 

 

 

この真空トリプルガラスは3枚のガラスと真空層から構成されており、ガラス付近に手を当てても冷たく感じません。

 

 

 

つまり、窓付近の表面温度が低くならないので体感温度が低く感じず、室温をそれ程上げなくても寒く感じません。

 

 

 

 

体感温度=(室温+室内表面温度)÷2なので、室内表面温度は非常に重要になります。

 

 

 

性能が高くない住宅で体感温度を上げるには、床暖房により床板を高温で暖めるか、エアコンなどにより室温を上昇させるしか方法はありません。

 

 

 

 

しかし、高性能住宅では開口部の断熱強化により、上記の方法が不要になります。

 

 

 

 

開口部の性能は体感温度や住み心地に直結するのです・・・

 

 

ある住宅建築業者の営業マンは言います。

 

 

「当社では、ペアガラスにLOW-E層があるので高性能です!」

 

 

こうしたセールストークの時は、実際に窓付近に手を当ててみましょう!

 

 

「冷たく感じますが、これが高性能住宅のサッシなのですか?」と答えましょう。

 

 

営業マンは「・・・・・」と無言になってしまうかもしれませんが・・・

 

 

 

 

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