次の時代へシフトしている
2019.12.2
昨夜見たテレビ番組でワークマンの特集をしていました。
ワークマンの国内店舗数は現在約900店舗あり、2025年には1000店舗を目指しているようです。
売り上げも約900億円ですが、約5年後には1000億円を超える勢いの企業です。
この番組では、ワークマン+という新しい発想の店舗での商品や商品開発について説明がありました。
ワークマン+では、女性を中心にキャンプなどのアウトドアウエアやバイクに乗るライダーのウエアを中心に販売しています。
機能性を充実させ大量発注によりコストダウンを実現しているので、どの商品も安く感じる価格設定になっています。
もちろんブランド品ではなく、自社で企画し中国で生産する商品なので、同業他社の商品に比べオリジナル性も高く唯一無二の商品です。
現代のユーザーの多くは、ブランド品や高級志向ではないので、コストパフォーマンスが高く機能性が高い商品を好む傾向があり、この時代の流れにワークマン+が乗っているように感じました。
仮に今から30年前に今の業態では業績は伸びなかったのは間違いありません・・・
つまり、今時代が必要としている訳です。
一見簡単なように見えますが、ワークマンが今ブレイクしているきっかけは2009年のリーマンショックだったようです。
この年から業績が低迷し始めたので、今の業態へシフトしたのですが、10年かけて今のスタイルに進化したのです・・・
上場している大企業でさえ業績の悪化や新しい業態へのシフト、10年間の試行錯誤があって今の会社になっています。
私達のような中小零細企業は、「ワークマンのような企業を目標にするべきだ・・・」と感じた番組でした。
この番組では、あるヒントを得る事が出来ました。
「これ!これ!・・・これをうちの会社でも取り入れよう!」
テレビの番組からでも貴重な情報収集するのも私のスタイルです。
どんな時間でもどんな場所でも学ぶべきヒントが隠されているのです・・・