戸建賃貸住宅の造り方を注文住宅へフィードバックする

2019.11.30

当社では注文住宅と戸建賃貸住宅を同時に施工しています。

 

 

 

注文住宅は年間24棟程度、戸建賃貸住宅は年間5棟程度となっています。

 

 

 

 

戸建賃貸住宅はコストを下げる為に様々な工夫や仕組み、構造や造り方を変えています。

 

 

 

もちろん、住み心地や耐久性、省エネ性などは注文住宅と変わらないレベルを維持しつつコストダウンにチャレンジしています。

 

 

 

こうした取り組みの中で面白い事が見えてきました。

 

 

 

それは戸建賃貸住宅へのコストダウンの手法が注文住宅でも応用できるという事です。

 

 

 

すでに注文住宅へのコストダウンは実行されており、少しづつですが製造原価は下がっています。

 

 

 

製造原価は、気をつけないとどんどん上昇する傾向にあるので、定期的に見直しコストダウンに取り組む必要があるのです・・・

 

 

 

少しでもお安い価格でお客様に提供する!

 

 

良い物は高いという定説をブッ壊すべくチャレンジは続きます・・・

 

 

今シーズン一番寒く感じる朝

2019.11.29

今朝は今シーズンで一番寒く感じました。

 

 

朝4時頃に目が覚めたのですが、室内の温度も低下していたので薪ストーブに火を入れました。

 

 

約15分位で焚き付けの薪から太い薪に火がつきます。

 

 

「暖ったけ~・・・」

 

 

 

薪ストーブの中の炎を眺めながら、何にも考えない時間が数分過ぎました。

 

 

 

室内が暖かく感じるだけですが、これだけで私は幸せを感じます・・・・

 

 

 

見栄や体裁、名誉やお金に興味のない私には、この上ない幸福感です。

 

 

 

自分を必要としている仕事があり、食べる物や住む所があるだけで幸福感を十分味わえるのも私流のライフスタイルです。

 

 

今の自分に幸福感を感じない人達も存在しますが、私は違います。

 

 

今の自分の姿は、今まで自分が行ってきた事の総括です・・・

 

 

どんな仕事をして、どんな所に住みどんな物を食べているかは人それぞれですが、今の状況に幸福感を味わえない人達は、どんなに生活レベルが向上しても幸せを感じません。

 

 

 

どんな状況であれ幸せを感じられれば、どんな状況にも屈しない自分でいられる!

 

 

幸せは自分の周りの状況ではなく、自分の心の中にある!

 

 

 

 

 

 

 

 

吉本のお家騒動

2019.11.28

お笑い芸人さんが所属する吉本興業のお家騒動は記憶に新しいと思います。

 

 

 

反社会的勢力からお金を受け取った芸人の告発に端を発した問題は、吉本興業の会社の内部の問題に発展しました。

 

 

 

 

嘘を重ねた芸人や反社とのつながりのある芸人などは問題がありますが、実はもっと大きな問題があったのは皆様も感じたかと思います。

 

 

 

会長と社長のワンマンな経営の会社であった吉本は、所属するタレントさんや芸人さんから様々な問題をつきつけられました。

 

 

 

 

その内容は、ギャラの配分が少ないなど吉本で働く人達が普段感じていた事が噴出したのです。

 

 

 

 

こうした現象は、私達のような中小零細企業でも起こりえる事であり、普段から会社を経営する側と働く側が向き合って話し合い、納得できる会社の体制が必要だと感じています。

 

 

 

 

「あなたの給料は〇〇円です」と会社が社員の給料を決めるのが日本式ですが私達の会社では・・・

 

 

 

 

「あなたはいくら給料を得たいですか?」と会社側が質問します。

 

 

 

 

これに対し社員は「私は〇〇円欲しいです」と答え、その金額に対し双方が納得するまで話し合います。

 

 

 

 

時には話が平行線になり、数日後に再交渉するケースもあります。

 

 

 

 

社員の賃金だけではなく、労働時間や休日など働く社員が自身の働き方についても納得しているのも当社の特徴です。

 

 

 

 

役員と社員が一緒の方向を向き、一緒に家造りで汗を流し、一緒に飯を食い、一緒に遊ぶ!

 

当たり前の事ですが、出来ているようで出来ていない会社がほとんどなのかもしれません・・・

 

 

 

 

新車ではなく中古車にする理由

2019.11.27

当社では数台の車を所有しています。

 

 

 

トラックやバンや乗用車など複数台の車がありますが全て中古車です。

 

 

 

新車を購入する事も可能ですが、あえて中古車にしています・・・

 

 

 

 

その理由は

 

 

 

 

新車の場合償却期間が5年になり購入費を5年で経費に計上するので、1年で償却できる金額は購入費の1/5と少ないのです。

 

 

 

中古車の場合で、3年10ケ月以上経過している車両は単年度で全額償却可能になり、購入費の全額を経費で処理出来る。

 

 

 

会社の利益が出ている場合、単年度で経費処理出来ると来年度の車にかかる経費がゼロになります。

 

 

 

つまり、利益と車両購入費を相殺する事で次年度の車にかかる経費を圧縮できる訳です。

 

 

 

仮に5年間黒字経営の場合、毎年1台づつ計5台の中古車を購入すれば、5年後は車両購入にかかる会社負担はゼロになり、キャッシュアウトはゼロになります。

 

 

 

確かに新車の方が良いに決まっていますが、会社の経営を考えると中古車の方が安定した経営が出来ると考えています。

 

 

 

 

もちろん私の車も社長の車も中古車です・・・

 

 

 

このトラックももちろん中古車です。

 

 

新しい車に乗りたいと考える時もありますが、まだ安定した経営に至っていないという事で諦めています・・・

 

 

安定した経営が出来るようになったら、いつか全ての車両を新車にするぞ!

 

 

 

重役出勤!?

2019.11.26

最近、重役出勤という言葉を聞かなくなりました。

 

 

 

私が20歳の頃勤めていたゼネコンの社長は毎朝9時過ぎに出社していました。

 

 

 

もちろん私は社内で最年少だったので朝7時頃に出社し机の上を拭いて、灰皿を洗い、トイレを掃除してから上司の出社を待ちます。

 

 

 

 

そして上司が出社したら大きな声で「おはようございます!」と深く頭を下げて挨拶したのを覚えています。

 

 

 

私は当時、仕事を早く覚えたいという願望が強烈にあったので、どんなにつらい仕事でもどんなに多い量の仕事でもどんなに重要な仕事でも全て引き受けました。

 

 

 

その結果、18歳で入社し20歳の時には1億円を超える現場の責任者として仕事を任される事になりました。

 

 

 

その後21歳で約5億円の現場の主任になり、23歳で約10億円の現場の主任になりました。

 

 

 

この頃は、設計事務所との打ち合わせや全ての施工図の作図やチェック、業者さんの手配や工程管理など現場で行う全ての業務を私が担当していました。

 

 

 

この年齢で現場の主任になるのは異例中の異例であり、当時「エライ奴がいるらしよ・・・」と噂される事もあったようです。

 

 

 

 

しかし、今の世の中では、重役出勤という言葉も聞かなくなりましたが、どんな仕事も引き受ける人材もほとんど見なくなりました・・・

 

 

 

 

これがジェネレーションギャップなのでしょうが、重役が6時30分に出社しているのに20代の社員が後から出社するような会社は問題なのかもしれません。

 

 

当然ですが、重役よりも後に出社する社員が大成出来る確率は0パーセントです。

 

 

 

 

 

人にはそれぞれの力量があります。

 

 

頭の使い方が上手な人や、段取りの良い人、テキパキ動ける人や、人の使い方が上手な人もいます。

 

 

こうした力量により仕事のスピードや処理する量が決まりますが、実は心構えが一番重要だと考えています。

 

 

人より劣る力量だったとしても、溢れるよな燃える心構えで仕事に挑めばどんな仕事もこなせます。

 

 

今の自分の力量を考え落胆している暇があるなら、燃える心構えを持つ事の方が重要なのです・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

商売に大切なもの

2019.11.26

商売をする上で大切なものは何ですか?と100人の経営者に聞けば100通りの答えが返ってくると思います。

 

 

 

それは、お客様だったりお金だったり社員と答える経営者もいるかと思います。

 

 

 

しかし、それらは目に見えるモノであり、私が大切にしているモノとは異なります。

 

 

 

 

私が大切にしているモノは目に見えません・・・

 

 

 

 

目に見えない大切なモノ???

 

 

 

 

それは、信用や信頼です。

 

 

 

 

経営者を信用して社員が会社の仕事をします。

 

 

協力してくれる業者さんも会社を信用して協力してくれます。

 

 

お客様が会社を信頼して仕事の依頼をします。

 

 

 

銀行も会社を信用してお金を融資してくれます。

 

 

このように全ての事柄には会社への信用や信頼があるからそこ成り立っています。

 

 

 

当たり前の事と言えば当たり前ですが、これを一番大切にする会社は多くありません。

 

 

 

 

私は商売で一番大切にしているのは、この信用や信頼なのです・・・

 

 

 

地位や名誉、売り上げや利益に興味がないと言えば嘘になりますが、私はこのようなモノに執着しない変わり者の経営者です。

 

社員やお客様や協力業者さんからも信用、信頼される会社でありたいと考えています。

 

 

 

 

 

大嘗祭

2019.11.25

先週末は皇居で行われた大嘗祭の大嘗宮を見に行きました。

 

 

国内の宮大工が集まり木造で造られた大嘗宮は天皇が即位して1回しか建築されません。

 

 

また、建築した後に解体するので見られるのは一生に1回か2回の貴重な建築物です。

 

 

私も大工の経験があるので、どの位凄い建築物なのか?と興味がありましたが、驚く程の建築物ではなく、ごく一般的な木造の建築物でした・・・

 

 

しかし、木の仕口などは特殊な手法を用い釘の使用がほとんどない木造の建築物を造るのは非常に難しいのです。

 

 

日本全国から腕の良い宮大工が集められ建築された大嘗宮を見られたのは良い経験になったのかもしれません・・・

 

 

 

警視庁による厳しいセキュリティチェックがあり手荷物検査がありましたが、この悪い人相でもパスできました・・・・

 

 

 

午後は上野のアメ横へ!

 

 

アメカジ店の洋服をチェックしつつ、人の動きも観察しました。

 

どんな人が、どんな所で、どんな流行を・・・と都内の様子をリサーチするのも私の大切な仕事です。

 

 

今シーズン初の薪ストーブ利用

2019.11.25

先週は寒い日が続き、日中も曇りだったので室内の温度が低下しました。

 

 

私の家も床下暖房していましたが、夜寒く感じたので薪ストーブに火を入れました。

 

 

 

薪ストーブは、着火して数分後から暖かくなり15分も経過すれば十分暖かい輻射熱を放出します。

 

 

初めに着火しやすい杉や松などの針葉樹の細い木を入れて火をつけます。

 

 

その後ナラやケヤキなどの広葉樹の太い木を入れます。

 

 

この手順で木に着火し薪ストーブの温度を一気に300℃まで上昇させます。

 

 

上手に短時間で300℃まで上昇させれば煙突からはほとんど煙が出ません。

 

 

しかし着火する時の火力不足や薪自体が乾燥していないと煙が出て近所迷惑になってしまうケースもあります。

 

 

私は13年程度薪ストーブのユーザーとして毎年使用しているので、短時間でほとんど煙を出さずに着火する事が出来ます。

 

 

 

そして300℃を超えたら空気の量を最小限に絞り込みストーブ内の一酸化炭素を燃焼させる2次燃焼・3次燃焼という方法で薪を長時間燃え尽きないようにします。

 

 

 

こうする事で最小限の薪で長時間暖房可能になります。

 

 

 

私達の造る住宅と薪ストーブの相性はバッチリです!

 

 

 

当社社屋にて薪ストーブの暖かさも体感出来ます。

 

 

セールをしないお店

2019.11.25

私が通うアパレルショップの1つにセールをしないお店があります。

 

 

 

一般的には、夏や冬が終わる前に在庫のセールを行ったりします。

 

 

 

しかし、このお店ではセールを一切行いません。

 

 

 

なぜでしょうか?

 

 

 

店主の考えを聞いた事もありますが、私はこう考えています。

 

 

 

大量に仕入れないので売れ残りがほとんどない

 

 

流行を意識しない定番の商品なので、来年でも売れる

 

 

セールすると定価で購入していただいたお客様に悪い気がする

 

 

などだと予想しています。

 

 

 

実は私達も値引きをしない工務店であり、この店主の考え方に近いものがあります・・・

 

 

 

大量に造らない

 

 

流行を意識せず定番で造る

 

 

値引きすると、値引きしなかったお客様には悪い気がする

 

 

この店主と私達の会社は根っこが同じなのかもしれません・・・

 

 

 

 

真冬でも屋外の空気が大量に入っている!?

2019.11.24

住宅には換気システムの設置が義務化されています。

 

 

 

換気システムの種類はいくつかありますが、一般的には第三種換気を採用する会社がほとんどです。

 

 

 

 

では、1時間あたりどの位の量の空気を屋外から取り入れているでしょうか?

 

 

 

 

約35坪の住宅の場合

 

 

 

 

床面積は35坪×3.3M2=115M2となり天井高を2.5Mとすると気積は288M3になります。

 

 

0.5回換気とすると288M3×0.5回=144M3の新鮮空気が1時間当たり必要になります。

 

 

 

144M3とは、1M×1M×1Mの箱に入る空気が144個あるという事になるので、相当量の新鮮空気が1時間で家の中に入っているのです・・・

 

 

 

室内をどれだけ暖房していても、屋外の空気がこれだけ大量に入ってくれば暖かく感じないのは当然です。

 

 

 

 

1人当たり30M3必要という考え方もありますが、4人家族であれば4人×30M3=120M3が必要になり、この空気量も非常に大量です・・・

 

 

 

 

つまり、室内に必要な新鮮空気は大量であり、この空気を直接屋外から取り入れる第三種換気システムでは、どんなに高性能な断熱や気密性があった住宅だったとしても、快適な室内空間を作るのは限度があるのです。

 

 

 

 

こうした問題を解決する為に当社では約12年前から第一種換気システムを採用しています。

 

 

 

 

第一種換気システムも必要な新鮮空気は上記の容量が必要ですが、屋外の空気を直接取り入れず、室内の空気を排気する際に熱交換しますので、熱のロスが最小限になります。

 

 

 

 

文章にすると非常にわかりづらいのですが、当社実験棟にお越しいただければ詳細を説明致します。

 

 

 

 

住宅を見ただけではわからない換気システムのからくりをご説明しました。

 

家造りで非常に重要な部分が換気システムである事はプロでも知らないケースがほとんどです。

 

私達は本物の住宅を造るプロ集団でもあるのです・・・

 

 

 

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