室内の通気層を作る理由
2019.10.22
住宅の造り方は各社様々ですが、一般的な住宅の造り方はどの会社も変わりがありません。
しかし、私達は高性能住宅にとことんこだわる集団なので、一般的な住宅の造り方ではないのです。
例えば
室内の石膏ボードの内側に通気層を設ける会社はほとんどありませんが、私達が造る住宅は室内通気層があります。
室内側に通気層を設ける理由はいくつかあります。
夏季の内装材の温度上昇を通気層により最小限に抑える
冬季に床下で暖房した暖気を通気層により上昇させる
通気層を空気が通過する際に羊毛の断熱材で調湿する
などがあります。
通気層を作るのは難しい事ではありませんが、床下暖房システムや第一種換気システム、羊毛断熱、6面輻射式暖房システムなど全ての仕組みが揃わないと実力を発揮できないのです・・・
最近床下暖房や第一種換気システムを採用する会社が増え始めましたが、上記の仕組みが全て揃わないと最良の住み心地の家は実現できません。
家造りに悩んで悩んで悩み抜いた結果、今の家造りが出来るようになりました。
私達が造る住宅は、他社が簡単に真似できるような家ではありません。
新しい工法の採用、新しい素材の採用を常に行い、検証して改善の毎日は今も続いています。
改善につぐ改善は22年間継続しています。
継続は力なりではなく、力があるから継続できる!なのかもしれません・・・