完成したら見えない所にもこだわる
2019.10.21
住宅の壁や天井には石膏ボードを張るのが一般的で、この上にクロスや珪藻土などの仕上げをします。
石膏ボードには、いくつかの種類があり黄色い普通の石膏ボードや緑色の耐水石膏ボード、赤紫色のハイクリンボードなどがあります。
一般的にはコストの面から黄色い普通の石膏ボードを採用するケースがほとんどですが、私達はハイクリンボードを採用しています。
ハイクリンボードは、有害物質を吸着分解する特徴があります。
もちろん普通の石膏ボードよりもコストアップしますが私達は採用します。
建物が完成すると、内装工事により見えなくなってしまう石膏ボードですが、見えない所こそが住宅造りでは重要になるのです・・・
写真の左側の白い部分は内装が仕上がった状態で、右側に見える赤紫色の石膏ボードがハイクリンボードです。
「こんなボードで本当に有害物質を吸着分解するのかな?」と感じますが、製造メーカーのデータによると普通の石膏ボードとの差は歴然です。
このハイクリンボードが優れているのは、住宅建築業者なら誰もが知っているのですが、採用している会社は限られているのが現実です。
本物の素材を採用し、コストアップを気にせず正直に良質な住宅を造る!