気温が低下した日が数日続く

2019.10.19

暑かった夏もどこかへ行ってしまい気温が低い日が続いています。

 

 

最低気温が15℃前後になるとTシャツに短パンだった私もGパンにジャケットや長袖シャツを着ています。

 

 

 

私達が造る住宅では、この時期に屋外から家の中に入ると「アレ暖かいな・・・」と感る事があります。

 

 

 

10月と11月は暖房を使わずに快適に生活出来るので、光熱費も抑えられます。

 

 

 

この時期には南面の窓から日中太陽の光を取り込む事で暖房効果も得られます。

 

 

 

 

そして室内でも寒さを感じるようになったら迷わずに床下のエアコンで暖房運転をお勧めしており、このエアコンは連続運転すると省エネになります。

 

 

「連続運転なのに省エネ???」

 

 

 

エアコン暖房で連続運転していても、床下の温度が設定温度になれば自動停止して運転と停止を繰り返します。

 

 

 

ポイントは、あまり設定温度を上げ過ぎない事です。

 

 

 

暖房開始して数週間は運転時間が長くなる事もありますが、1か月程度連続運転すると基礎のコンクリートが熱を蓄熱する効果もあり、エアコンの運転時間が短くなります。

 

 

 

もちろんこの床下暖房1台で家をまるごと暖房可能です。

 

当社実験棟で床下暖房の暖かさを体感出来ます。

 

 

床暖房のように「うわー暖かい!」という感覚はありません。

 

 

「寒くないんだけど、何で?」という感覚です。

 

 

そして、30分~1時間程度経過すると「何だか暖かくなってきたな・・・」と感じます。

 

 

 

これは輻射式暖房の効果です。

 

 

私達の造る住宅は室内の空気を暖めずに室内の床・壁・天井を暖める輻射式暖房を取り入れています。

 

 

6面輻射式暖房ではなく、床下でエアコン暖房するだけのなんちゃって床下暖房の住宅とは全く異なる暖かさです。

 

 

 

窓の性能アップで住み心地は更に上がる!?

2019.10.19

住宅の開口部にはサッシを取付するのが一般的であり、アルミや樹脂製、木製のサッシがあります。

 

 

 

一般的に採用されているのは、アルミのフレームにペアガラスやLOW-Eペアガラスです。

 

 

 

 

関東圏では上記のスペックで問題はなく、結露の問題もほとんどありません。

 

 

 

 

しかし、群馬県の高崎より北や西のエリアでは風や気温の影響によりアルミサッシにペアガラスでは厳しい地域も存在します。

 

 

 

私達はこうした問題を解決する為に数年前から樹脂のフレームに真空のトリプルガラスを全棟採用する事にしました。

 

 

 

 

当社もそれまでは、アルミサッシにLOW-Eぺガラスや樹脂のフレームにペアガラスを採用していましたが、高崎周辺では何の問題もありませんでした。

 

 

 

 

しかし、高崎から30分位離れたエリアで施工した物件でいくつかの問題が起こった事もあり、開口部の性能アップに取り組んだのです。

 

 

 

性能アップは非常に良い事なのですが、コストも大幅にアップしてしまう問題もありました。

 

 

 

様々な問題をクリアするべく、全棟採用に踏み切った訳ですが、初めの数棟はコストアップ分を当社が負担して施工していた時期もあります。

 

 

 

上記のサッシを採用した現場へ向かい建物に入った瞬間私は、「これは違うな・・・」と肌で感じたのを記憶しています。

 

 

 

 

 

今まで造っていた住宅も十分高性能であり、住み心地の良い住宅でしたが「暖かさの質が更に向上しているな・・・」と感じました。

 

 

 

開口部がこれだけ多くあっても冬寒く感じません。

 

 

 

南に面しているこの開口部からは、冬天気が良ければ大量の日差しが室内へ入り暖房効果を得られます。

 

 

 

もちろん夏季は庇があるので、夏の日差しはシャットアウト出来ます。

 

 

 

 

 

価格は高性能サッシの1.5倍~2.0倍の価格ですが、採用する価値は十分にあります。

 

 

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