職人さんに支払う手間賃も細かくチェックする
2019.08.29
私は経理も担当しているので、全ての請求書に目を通します。
数量や単価は社長や社員がチェックしますが、私は職人さんの手間賃についてチェックしています。
職人さんの手間賃は少な過ぎないか?
逆に多く支払い過ぎていないか?
職人の親方はある程度利益が確保出来ているか?
などをチェックし社長に私が感じた内容を伝えます。
職人さんへ支払う手間賃を気にするのには理由があります。
それは、もし私が逆の立場でオカケンの仕事をする職人さんだったとしたら、妥当な手間賃が欲しいからです。
「早朝から日が暮れるまで汗を流し働いたのに、この手間賃か・・・・ガックリ・・・」では、明日働く意欲すらなくなってしまいます。
潤沢に手間賃を支払いたい気持ちもありますが、ここは気持ちを抑えて妥当な手間賃に設定するよう心がけています。
多く支払い過ぎると、お客様へ提示する住宅の価格が高くなってしまうので、職人さんが納得でき、住宅の価格がアップしない程度の適正価格にしています。
協力業者さんの手間賃が少なくないか?について細かくチェックする会社は多くありません。
「値引きしろ!」などと圧力をかける建築業者もありますが、とんでもない話です。
私はこうした業者とは真逆で「あれ、この業者さんは手間賃が少なくないか?」「追加で手間賃を支払うよう伝えてくれ!」というスタイルです。
時に職人さんの気持ちになるのも私の経営スタイルです。
どっから見ても職人ような私であります・・・
職人さんや社員と一緒の飯を食い、一緒に仕事をして、一緒に遊ぶ!
信頼できる仲間と人生を過ごせる時間は最高に幸せを感じます。