省エネで涼しく過ごせる家の造り方
2019.07.30
私達が造る住宅は、一般的な住宅とは異なります。
一般的な住宅は各室にエアコンを1台づつ設置する必要がありますが、私達が造る住宅では、必要最小限のエアコン運転により省エネで涼しく生活できます。
当社実験棟では、約38坪の広さの3LDKですが2階のホールに8~10畳用のエアコン1台のみで家を丸ごと冷房しています。
こうした住宅を造るにはいくつか重要なポイントがあります。
①屋外の暑い空気が隙間から入らないよう気密性を高める
②外壁面の断熱欠損がないよう内・外ダブル断熱にする
③2階の天井から熱の侵入を防ぐ為300ミリ程度の断熱にする
④輻射熱を室内へ伝えないよう遮熱や排熱の措置をする
⑤開口部から日射を直接室内へ入れないよう適度な庇を設ける
⑥ガラスから入る日射による室温上昇を防ぐ断熱性能の高いガラスを採用
⑦屋外の暑い空気を直接取り入れない熱交換型の換気システムを採用する
⑧内装材の温度上昇を抑える為に内装材の裏側に室内通気層を設け排熱する
⑨地熱を利用し、涼しい床下空間を最大限活用する
上記の内容を全て実践しているのが当社の造る住宅です。
こうした住宅は手間がかかり、性能の高い部材は価格もアップするので、住宅の原価は非常に高くなります。
しかし私達は原価の高い住宅を造り続けています。
その理由は、もし私がお客様の立場だったとしたら上記のような住宅を提案して欲しいからなのです・・・
どの位涼しいか?は当社実験棟で体感出来ます!
数日前にご予約いただければ、平日・日曜・祝日でも体感が可能です。