暑さと湿度の関係

2019.07.21

気温が高く湿度が高いと人が感じる感覚は、暑くて不快になります。

 

 

 

気温が高くても湿度が低い場合は、暑くても不快に感じないケースもあります。

 

 

 

 

私は毎年ハワイに行きますが、気温が30℃を超えていても湿度が低いので不快に感じる暑さではありません。

 

 

 

 

このようなハワイの環境に対し日本の夏は湿度が高い日が多く気温も30℃を軽く超えるので不快な日が多いのです。

 

 

 

 

では室内環境ではどうでしょうか?

 

 

 

 

夏季はエアコンを運転し室温を下げますが、エアコンが作動している状態では除湿の効果もあるので、ある程度湿度は下がる傾向にあります。

 

 

 

 

しかし、一般的な住宅の場合は屋外の空気を直接取り入れる換気システムなので、湿気を含む空気が室内へ入ってしまい湿度が上がってしまう要因になります。

 

 

 

 

私達は、上記のような換気の方法とは違う仕組みで屋外の空気を取り入れています。

 

 

 

 

 

 

屋外の空気は換気システム本体へ入り、室内の空気と熱交換し床下へ移動します。

 

 

 

 

この新鮮空気は、床下から羊毛断熱のある外壁の内側の壁体内を通り室内へ移動します。(羊毛による調湿効果もあります)

 

 

 

 

 

屋外の空気が直接室内へ入らないので室内の湿度は比較的安定して低く保てるのです。

 

 

 

 

 

太陽の日差しが体に当たると暑く感じますが、日陰に入ると暑く感じないのがハワイの気候です。

 

 

 

日本で夏季に快適に暮らすには、家の断熱、遮熱、換気が重要なポイントになります。

 

 

 

 

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