軒天材にもこだわる
2019.06.13
木造住宅の軒天材は、一般的に5ミリ程度のケイ酸カルシウム板を採用するケースがほとんどです。
しかし私達が採用しているのは、15ミリの防火サイディングです。
5ミリ程度の不燃材でも問題ありませんが、万が一隣家が火災になった場合、軒天から延焼する可能性があるので外壁と同等の防火性能がある部材を採用しています。
隣家が火災になるケースは稀ですが、外壁からの延焼を防げても軒天から延焼したのでは大問題です・・・
私達が採用している軒天材は本来、住宅の外壁材として販売されている商品なので、火災に強いのはもちろん耐久性も抜群です。
価格は5ミリ程度の不燃材に比べれば高価になりますが、万が一の事を考えれば防火サイディングの選択になるのが私の考えです。
備えあれば憂いなし・・・
軒天材に木材を採用するケースもありますが、この板の裏側には不燃材が施工されています。
外壁に木材を採用する場合も、この板の裏側には防火性能のある部材を施工しています。