構造体にこだわる
2019.05.26
私達が造る住宅は、住み心地や省エネ性を重視しています。
もちろん見た目のデザイン性にも考慮しつつ設計していますが、このようなこだわりの他にも重要視している部分があります。
それは、構造体です。
基礎については、水を出来るだけ減らしたコンクリートを採用します。
水分の少ないコンクリートは流動性が悪いので施工するのが困難ですが、強度は格段にアップします。
また、土間と立ち上がりを1回でコンクリート打設するので、土間と立ち上がりの間に隙間がなく、害虫や雨水の侵入を防ぎます。
コンクリート打設後、夏季は散水し急激な乾燥を防ぎ、冬季は防寒養生をして凍結を防ぎます。
基礎の他にも土台や柱は良質のヒノキ材を採用し、梁や小屋組みは米松の乾燥材を採用しています。
土台や柱にヒノキを採用する理由は、害虫に強く粘りのある木材なので、地震などの外力に威力を発揮します。
ヒノキの柱は無垢材なので、一般的には背割りという溝を設けますが、私達が採用しているヒノキの柱には背割りがありません。
私達の採用するヒノキの柱は特殊な乾燥方法により、ひび割れの少ない柱となるので背割りが不要となり、背割りのある柱よりも私達が採用する柱の方が強度は高いのです。
また、梁や小屋組みはアメリカの松を乾燥させた材料を使用します。
アメリカの松は大木なので、大きな部材がとり易いというメリットやコストパフォーマンスが高いという利点があります。
完成しては見えない構造体部分もこだわるのも当社の特徴です。