30年後にきづく
2019.04.29
住宅を建築する年齢は様々ですが、その多くは30代~40代かと思います。
子供が小さい頃はアパートに暮らし、子供の成長に合わせて住宅を建築する必要に迫られるケースもあります。
住宅建築する時は「こんな家がカッコイイな!」「こんな可愛い家に住みたい!」と考えます。
しかし人間誰しも年をとり、50歳を超え60歳になる時が訪れます。
住宅を建築した30年前には気がつかなかった事を感じる住宅も存在します。
「今年で60歳になったけど、浴室も寒くないし、夜トイレに行くのも寒くない家で良かったね~」となる訳です。
これとは反対に
「建てた時はカッコ良くて、カワイイ家だったけど、浴室が寒くてヒートショックが心配・・・」
「夜トイレに行く時に脳卒中になったらどうしよう・・・」では大問題です。
建てる時には気づきませんが、30年が経過すると気づく事もあるのです・・・
どんな住宅を造るべきか?という問題は非常に難しいのが現実です。
今の生活に合った住宅であったとしても、30年後もその家に住み続けなければなりません。
今と30年後の両方を考慮して家造りに取り組む必要があるのかもしれません・・・